面白いキャッチコピーの考え方を知れる3つ本をご紹介

  • 2021.04.11

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「キャッチコピー」は、私たちが毎日のように目にするフレーズです。
世の中にはたくさんのキャッチコピーがあふれていますが、その中でも、強烈に私達の心に印象深く残るフレーズを見つけることがあります。

今回は、消費者の心に商品や企業のイメージを植え付ける「キャッチコピー」について、詳しく解説をします。

キャッチコピーの考え方に興味がある人は、ぜひ、参考にしてください。

キャッチコピーとは

キャッチコピーとは、消費者の心を強くとらえる効果を狙った印象的な宣伝文句のこと。

主に商品や作品の広告などで、宣伝やブランディングのために使用されます。

1単語から成る短いものや1文や1行など長めのものもあり、優れたコピーで宣伝されると、商品の印象が良くなり、売れ行きが好調になるなどの効果をもたらします。

キャッチコピーの使われ方

キャッチコピーは、主に商品・作品の広告や告知のために用いられるのが目的です。

また、キャッチコピーには主に2種類のものがあるのをご存知でしょうか。

1つ目は「イメージキャッチコピー」です。

企業、サービス、そして商品などのイメージを定着させるために使われます。有名な例だと、コスモ石油の「ココロも満タンに」のサウンドロゴがあります。

これは、コスモ石油がCM用として1997年にオリジナルで制作した90秒の楽曲の一部です。
「ココロも満タンに」は「エネルギーの安定供給を基盤に、お客様が心豊かに、毎日の生活を送れること」という意味です。

このキャッチコピーを聞いたり見たりするだけで、「コスモ石油」という会社のイメージが、自然と消費者の脳裏に浮かび上がります。

2つ目は「セールスキャッチコピー」です。

これは、言葉でターゲットの興味や関心を惹きつけることで、特定の行動を起こしてもらうことが目的だと言えるでしょう。

キャッチコピーが与える効果

キャッチコピーは、ひと目みただけで、商品の特徴を短い言葉で説明できるため、消費者にすぐに商品の特徴を理解させる効果があります。

例えば「たった2週間で、◯◯kg減!」というキャッチコピーとを見ると、期間や効果をイメージしやすくなり、実際に試してみようかという気持ちにさせます。

また、商品に付加価値がつくという効果もあります。

付加価値が付くことにより、他の商品とはひと味違うイメージになるため、選ばれやすくなるようです。

付加価値は長い言葉にすると消費者が理解しにくいです。

ただ、短い言葉で伝えると分かりやすくなるため、簡単に他社商品との差別化を図れるようになります。

その結果、消費者の購買意欲をそそることに成功し、購入へと行動を起こしてもらいやすくなるのです。

キャッチコピーの考え方

ここでは、効果的なキャッチコピーを作成するための考え方について解説をしていきます。

一瞬で商品の特長や伝えたいことを表現する

一瞬で商品の特長や伝えたいことを表現できるキャッチコピーは、消費者の購買意欲を掻き立てます。こうしたキャッチコピーを作成するためには、まず情報を整理することが必要です。同じ商品のコピーでも、ただ、メリットだけを打ち出しても、漠然としてしまい、特長がつかみにくくなります。

まずは、「誰」に「何」を伝えたいのかを明確にしましょう。また、「リズム感」をキャッチコピーに取り入れると、印象に残りやすいものです。

たとえば、チキンラーメンのCMで流れる「すぐおいしい、すごくおいしい」などは、わかりやすいフレーズにリズム感を載せることにより、「簡単においしいラーメンが即座に作れる」というイメージが、消費者の頭の中にパッと浮かび上がるようになれます。

ターゲットの心に刺さる言葉を取り入れる

ターゲットの心に刺さる言葉を取り入れることも重要です。

印象に残すためには、下記のテクニックを使うことも効果的でしょう。

コンプレックスを刺激する

ターゲットが心の中で感じているコンプレックスを表現し、その解決方法を提示することで注目を集める方法もあります。

例:「今さら聞けないお金の基本」
「まだWordを使っているの?Googleドキュメントシートでテレワークを効率的にこなしていこう」

数字で具体的なイメージを与える

数字で具体的に示すとイメージしやすくなるため、数字をキャッチコピーの中に取り入れると効果的です。

例えば、カップラーメンの場合「お湯を注ぐだけで3分間」ということが連想されます。

また、ダイエット関係のサプリやトレーニング方法などは、「1週間」や「2週間」など、具体的に期間を提示し、「3キロ」や「10キロ」と痩せられるキロ数を取り入れると、イメージが湧きやすくなります。

例:「1週間で3キロ痩せられる!体にやさしいダイエットサプリ」

ラクな方法を提示する

世の中には様々な情報が溢れていますが、その中でも、「ラクができそう」と思わせるようなキャッチコピーを作ると注目を集めやすくなります。

例:「これは便利!こだわりの便利家電を〇〇の販売員が厳選」
「誰が調理してもパリッパリの羽根ができるおいしい餃子」

自分に関係のある事柄だと印象付ける

自分事と思わせるように注目を集めることも重要です。

例:「営業マンは必見!必ず売上が伸びるコツとは?」
「受験生必見!東大生が推薦する英語の参考書」

ターゲットにどのような行動を起こしてほしいかを明確にする

キャッチコピーの主たる目的は、ターゲットに行動を起こしてもらうことです。

そのためにも、ターゲットにどのような行動を起こしてもらいたいかを、明確にすることが必要です。

キャッチコピーの事例

優秀なキャッチコピーの事例として、こちらでは「宣伝会議賞」で受賞したコピーを掲載しました。

宣伝会議賞は、月刊「宣伝会議」が主催する広告表現のアイデアを、キャッチフレーズまたはCM企画という形で公募している広告賞です。50年以上の歴史を持つ、コピーライターの登竜門として知られており、前線で働くコピーライターが審査員となっています。

「現金なんて、お金の無駄づかいだ。」クレディセゾン 第55回受賞

生活の100%をカード払いにしたくなった!と思わせるような広告アイデアです。カードを利用するとポイントが溜まりますが、商品やサービスなどと交換できますが、現金で支払う場合は何も残りません。クレジットカードを利用するメリットを、端的に表現しているキャッチコピーです。 

「おかん、うまい。でも、多い。」旭化成「サランラップ」 キャッチフレーズ 第51回受賞

サランラップは、余ったおかずなどを清潔に保存できる商品です。お母さんがたくさん作ったおかずを、サランラップで保存することで、愛情と感謝の気持ちを表現しています。心がほっこりと温かくなるキャッチコピーです。

「家は路上に放置されている。」セコム セコム・ホームセキュリティ 第46回受賞

安全に見えて、実は見えない危険にさらされているマイホームを、警告するキャッチコピーです。「放置」という言葉から、危険なムードが漂うため、安全を求めてセコムに警備保障を依頼したいという感情を惹起してもらおうとしたものです。心理的な不安を感じさせることにより、安心感を得ようとする人の心に突き刺さります。

キャッチコピーの勉強におすすめの本

こちらでは、キャッチコピーの勉強におすすめの本をいくつかご紹介していきます。メンタリストDaiGoさんのおすすめなど、優れモノの本ばかりなので、一度読んでみてください。

売れるコピーライティング単語帖

まず、最初におすすめするのは、メンタリストDaiGoさんがおすすめする「売れるコピーライティング単語帖 探しているフレーズが必ず見つかる言葉のアイデア2000」です。

ページを読むだけで心をつかむ文章が誰でも書けると、SNSで話題沸騰。発売後たちまち7刷37,000部突破した「売れる言葉の単語帳」です。

セールスコピーライティングが今より一般的でなかった1990年代に、アメリカからコピーライティングの手法を持ち込んで広めた神田昌典氏が執筆しました。

届く!刺さる!!売れる!!!キャッチコピーの極意

こちらの本は「ノートパソコン」の名付け親であるコピーライターが書いた本です。

「ウマく書くのではなく、ウリを書く」ということで、消費者の心に刺さるキャッチコピーを狙います。

プロのコピーライターが実践するコピーライティングの本質的な仕組みを伝授し、お客様に伝えるための最強の1行を考え出せるようになれる実用書です。

ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則

発売12年目の今でも、コピーライティングのバイブルとして売れている本です。

出版部数は、ついに第25刷11万部を突破。

メンタリストDaiGoさんが強く推している本で、「価格の10倍以上の価値がある。」「この本には、言葉だけで、文章だけで、人の心をわしづかみにし、動かす方法が書かれています。」と絶賛。

また、経営コンサルタント・作家・日本を代表する国際的マーケッターである神田昌典氏も同様に絶賛しています。

著者であるジョン・ケープルズ氏は、「現実は、どんな言葉を選択するかで、創られる。言葉の力を知った者は、創造者としての責任も同時に負うのである」とのメッセージを本書の最後に引用しています。

まとめ

今回はキャッチコピーについて、詳しく解説をしていきました。

キャッチコピーは、短い言葉を用いて、消費者の心に突き刺さる印象的なフレーズで、購買意欲をそそったり、企業のブランディングを高めたりできる魔法の言葉です。

効果的な言葉を組み合わせることにより、商品の背景に浮かび上がる光景やイメージを、消費者に与えることにより、広告効果をもたらします。

過去に、たくさんのコピーライター達が、歴史に残る優れたキャッチコピーを創り出してきました。

どんなコピーが消費者の心に突き刺さるのかは、時代によって変化していきます。

次は、あなたが人の心に残る魅力的なキャッチコピーを創り出せるかもしれません。

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この記事を書いた人

すべらないキャリア編集部


「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。

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