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最近では、日本でも「副業」というワークスタイルがメジャーになり、本業以外で気軽に収入をアップできる時代になりました。
サラリーマンとして働いている人のなかには給料や会社の将来に懸念を抱き、副業を考えている人も多いのではないでしょうか。
そこでこちらの記事では、サラリーマンにオススメな副業や、成功させるコツについてご紹介します。
サラリーマンにオススメの副業3選
副業にも色々な種類の仕事があります。
簡単な在宅ワークから専門的なスキルを活かせる業務まで、それぞれの得意分野に合わせたお仕事を選ぶのがオススメです。
ここからは、4つの副業をご紹介しますので、ぜひ自分のスキルやライフスタイルに合った仕事を見つけてください。
それぞれについて詳しく解説していきます。
アルバイト
アルバイトは、一番確実に収入をアップできる副業です。
ECサイトの利用者が増えている昨今、梱包・配送などの物流系の求人は多く、特別な知識やスキルがなくても気軽に始めることができます。
また、スーパーなどの販売業では人手不足により、常に求人が出ている店舗も多いです。
アルバイトはまとまった時間シフトに入る必要があるので、時間に余裕がある人であれば確実にお金になります。
投資
投資の方法は株式、不動産、FXなどが主流で、スマホひとつで簡単に始められるものが豊富です。
方法次第では実労働なしで儲けることができるので、労力をかけずに稼げる分野になります。
しかし、投資にはある程度の資金が必要になるうえ、失敗するリスクがあり、初心者の人が副業として安易に始めるのは危険です。
投資に挑戦する場合は、稼げるメカニズムを勉強してから着手したほうがよいでしょう。
転売ビジネス
最近ではヤフオクなどのフリマアプリが主流になり、転売ビジネスが注目されています。
転売は特別な知識も必要なく、市場リサーチさえおこなえば収益を得やすいため初心者でも着手しやすいビジネスです。
また、商品が売れたら短期間で収入になり、即金性があるので、赤字のリスクが気になる人は、私物を出品するところから始めるのもよいでしょう。
アフィリエイト
アフィリエイトとは成功報酬型の広告のことで、これで稼ぐためには個人サイトの開設や独自ドメインの取得など事前に準備することが多いです。
そのうえ、アフィリエイトやSEOの知識がないと報酬を得ることが難しく、最初から簡単に稼げる副業ではありません。
収益化までに年単位で試行錯誤が必要な場合もあり、時間と労力がかかる分野です。
しかし、うまくいけば労力をかけずに月何十万という大金を稼げたり、一攫千金を狙える副業でもあります。
文章を書くのが好きで、地道コツコツに頑張れる人にはオススメできる方法です。
ITスキルを活かした副業3選
プログラミングやWebデザインなどの専門スキルは、ニーズが高く副業をしやすい仕事の筆頭です。
文字起こしやデータ入力、パワーポイントでの会議資料作成など、特別な専門スキルがなくても挑戦できる仕事もあります。
ITスキルを生かしたおすすめの副業は以下の3つです。
それぞれについて詳しく解説していきます。
プログラミング
エンジニアの採用に苦戦している企業は多く、業務委託や副業のニーズはとても高いです。
また、様々な副業の仕事がある中で、プログラミングの仕事は単価が比較的高く、稼ぎやすいというメリットがあります。
とくにPHPやRubyといったWebプログラミング系の言語は、働き方に柔軟なベンチャー企業からのニーズも高く、幅広い選択肢から仕事を選べる状況です。
本業との兼ね合いで、1案件を個人で請け負って、開発する時間は取れないかも…という方は、プログラミング教室の講師など、経験を生かして短時間で稼げる仕事もおすすめです。
WEBデザイン
プログラミングと並んで、ニーズが高いのがWebデザインの仕事です。
サイトデザインだけでなく、HTMLやCSS、JavaScript等のフロント周りの知識や経験があればさらに仕事の幅は広がります。
一方で、イラストレーターやフォトショップを本業で使用していなくても、趣味のレベルでも十分副業に活かすことが可能です。
また、最近では企業もYoutubeなどのSNS広告を始めており、動画編集や写真加工のデザインスキルを持った個人を募集している求人もあります。
実務経験がなくても受注できる案件も存在するので、気軽に挑戦してみてください。
Office系ソフト
実は、特別高い知識がなくてもできる、Officeを用いた資料作成のニーズはたくさんあります。
初心者でも挑戦しやすく、ソフトさえあればリスクなしで取り組むことができるので、副業としてはオススメです。
マクロやVBA(プログラミング言語)など、一歩踏み込んだ知識があれば幅広い選択肢から案件を選ぶことができます。
副業の現状
ここからは、日本の副業についての考え方や、導入例などの実態についてご紹介していきます。
企業の副業に対する考え方
現在、副業をNGとしている企業のほうが多いものの、数年前と比べると副業を認めている企業が増えているのは事実です。
例えば、大手メーカーのカゴメやアサヒビール、また新生銀行、みずほグループなど金融機関までもが副業解禁に踏み切っています。
副業を取り巻く環境
副業が注目を集め始めたのは、2018年に謳われた「働き方改革」がきっかけです。
日本では労働人口が減少しているため、個人が無駄なく活躍して生産性を上げていく必要がある一方、労働生産性が低いことが課題になっています。
そのため、日本政府は国民の働き方を見直し、副業や兼業を認めて一人ひとりをフル稼働させる必要があるという背景から「働き方改革」を提言しました。
これに賛同し、リモートワークやフレックス勤務を導入する企業が増え、副業や兼業が注目がされるようになったという流れです。
しかし、現在も日本では長時間労働による過労死やハラスメント問題など、働き方に関して改善の余地があります。
そのため今後はより一層、企業が副業や兼業を認め、個人がスキルを積み、自由にキャリアを描ける時代がくる可能性が高いです。
取り組む前に考える3つのポイント
本業に就きながら、副業もおこなうことは時間的にも体力的にも難しく、安易に始めてしまうと上手くいかずに挫折するケースが多いです。
そこで、ここからは副業を成功させるためには、始める前に考えるべき3つのポイントをご紹介します。
それぞれについて詳しく解説していきます。
目標金額の設定
目標として、いくら副業で稼ぎたいのか金額を設定してから取り組むようにしましょう。
月2万円稼ぐだけなら、休日に単純作業の仕事を数個こなせば達成できますが、10万円稼ぎたい場合は、Web開発やデザインなどの案件を数多くこなして稼ぐ必要があります。
いくら稼ぎたいかによって、こなすべき仕事量や案件の内容が全く変わるので、副業でいくら儲けたいのか金額設定してから着手すべきです。
副業に割ける時間
副業に割ける時間がどのくらいかによって、チャレンジできる仕事の種類は大きく異なります。
もし、週に3日以上自由な時間がある人ならアルバイトの副業で稼ぐことも可能ですが、自由な時間が週に1日しかない人の場合はできる仕事も限られます。
日に何時間、週に何時間副業に割けるかを現実的によく考え、無理の無い範囲で有効的に時間を使いましょう。
取り組む分野
副業でポイントになることは、自分にできそうなことや好きな分野から着手することです。
無知の分野や苦手なことに挑戦しても事前準備に時間がかかり、続けるのがつらいと感じてしまう可能性があります。
また、スキルや知識がある分野で副業をすれば、外部から請け負う場合は人材としても重宝され、高単価な案件を受注できたり継続的に依頼されます。
副業は、趣味の範囲で知っていることや、独学で学んだ知識も活かせるので、自分にできることを楽しめる範囲でおこなうようことがオススメです。
副業をする際の3つの注意点
副業を始めるにあたって、本業との兼ね合いや給与の問題で気をつけるべき点がいくつかあります。
ここからは、副業をおこなう際にチェックしておくべき点を3つご紹介しますので、忘れずに注意して進めましょう。
それぞれについて詳しく解説していきます。
職務規定を確認する
本業の職務規定を確認し、どこまではOKで何がNGなのかルールを事前に確認するようにしましょう。
実際に副業を始めてから気づいても、規定違反になるので何かしらの処置が下されてしまう可能性があります。
本業で認められている範囲で、できることにチャレンジするよう注意しましょう。
確定申告は忘れずに
副業で年間20万円以上の収入があれば、原則として所得税を納めなければなりません。
副業を隠していても口座やインターネットに金銭授受が記録されているため、露呈すると追徴課税の対象となります。
また、確定申告をしない場合「脱税」となり犯罪にもなりますので、くれぐれも忘れないようにしましょう。
本業を忘れずに
副業を頑張ることはよいことですが、あくまで本業が第一です。
副業に精を出すあまり本業に支障が出てしまったり、人事評価が下がってしまうと本末転倒になります。
本業をメインに考えて、無理のない範囲で副業に着手するようにしましょう。
まとめ
こちらの記事では、副業について詳細をご紹介しました。
副業には色々な種類があるので、自分にできることや好きな分野から、無理のない範囲で始めましょう。
最近ではインターネットやITの技術が発達し、ネット上でクライアントから副業を簡単に請け負えるクラウドソーシングのサービスがメジャーになっています。
副業に関心のある人はクラウドソーシングのサイトに登録して挑戦してみてください。
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この記事を書いた人
すべらないキャリア編集部
「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。