メタ認知能力は誰でも上げられる!4つのメリットと高める方法を解説

  • 2020.11.21

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仕事をする上で重要なのが、自分のことを客観視する力である「メタ認知能力」と言われています。

このメタ認知能力が高い人は自分自身を正確に理解することができるため、問題解決能力が高く、仕事を効率よく進めることができます。

つまり「メタ認知能力」が高ければ人事評価を上げる鍵にも繋がり、ステップアップに繋がる力となるのです。

そんな「メタ認知能力」はどうやって身につけるのでしょうか?

今よりもステップアップしたい方にむけて、メタ認知能力とはなにかを具体的に解説したうえで、向上させるプロセスを3つご紹介します。

メタ認知能力とは

メタ認知能力とは、自分の認知したことを客観的に認知することです。

メタとは「高次の」という意味で、認知とは「思考・判断・行動・記憶」を指します。

つまり「自分自身の思考や行動に対して、客観的に考えることのできる能力」をメタ認知といいます。

「お友達の気持ちになって考えようね」

こんな言葉をかけられたことはありませんか?これもある種のメタ認知で、自分の行動をお友達の客観的な視点から見るとどうなのかを促しています。

自分の行動を客観的に見ることで、物事を冷静に判断分析することができ、この能力はビジネスの場面では非常に重要なスキルとして考えられています。

当てはまったら要注意!メタ認知能力の低い人の4つの特徴

ではメタ認知能力が低いってどういうことなの?と思うかもしれません。

メタ認知できていない人の特徴は以下の4つにまとめてみました。

    • 感情的な行動や発言をする
    • 自分の価値観を押し付けてしまう
    • 相手の話を聞かずに自分の話ばかりする
    • 自分のものさしで物事を考える

これらの特徴は全て、「自分本位」という点で一致します。これはまさしくメタ認知できていないと言える言動です。どれも、メタ認知できていれば改善できることばかりなんです。

例えば、感情的な行動や発言をするという項目ですが、これはある事象に対して感情的になってしまう前に、まずは「メタ認知」によって自分以外の視点から考えてみることで抑えられる可能性が高いです。

つまり例にあげたようなことは全て「メタ認知」できていない事によって生じてしまうのです。

でも意外とこういう人って身近にいたりしませんか?

もし考えて思いあたることがあれば、それはあなたが客観的にその人の事を捉えているから気づくことが出来ただけで、自分を客観視した時にどうでしょう?

ドキッとした人、それは今あなたが「メタ認知」できた証拠です。

自分は当てはまらなかったよ、という方も、なにげなく出来ているメタ認知をより確かなものにすると、ビジネスだけでなく日常生活にも今よりもプラスの影響を必ず与えてくれます。

メタ認知能力を高める4つのメリット

メタ認知能力を高めることで、次のようなメリットがあります。

どれもビジネスシーンだけでなく、日常生活にも活かすことのできるスキルで、身につけて損はありません。一つずつ詳しく見ていきましょう。

人間関係構築がスムーズになる

自分の発言や行動を客観視する「メタ認知」をすることで、相手を不快にさせる言動はなかったか、気遣いはできているか、ありがた迷惑になっていないか、など自分の行動を見直すことができます。

これにより人間関係を円滑にし、社内だけでなく社外の方との対外的な関係も上手く構築することができます。

人間関係を円滑にすることは、仕事をスムーズに進めるうえで重要なことでもあり、ビジネスパーソンにとって必須スキルです。

またこれは仕事上だけでなく、日常生活においても友人や家族間にもあてはめることができるため、生きていくうえで「メタ認知能力」は重要とも言えます。

仕事の処理能力が上がる

仕事を進める上で同じように仕事をしていても、とても早い人と遅い人がいます。

それは仕事の処理能力の問題で、仕事の早い人は効率よく仕事を進める順位付けが上手なんです。

がむしゃらに取り組むよりも、一度立ち止まってどの順番で進めれば効率よく仕事をこなせるのか、客観的に捉えることが処理能力向上に繋がります。

また一度にたくさんの指示を受けると、処理しきれなくなっていませんか?マルチタスク業務をこなせる人の多くは、「メタ認知能力」が高く、瞬時に仕事の重要性を判断し順位をつけることが出来る人が多いです。

焦らず冷静に判断し仕事の重要度を「メタ認知」で見極める。これが仕事の処理能力アップに繋がります。

変化に柔軟に対応できる

仕事をする上で変化はつきものです。その中でどのように対応できるかが鍵となります。

新しい機械やシステムの導入、新たな取引先とのビジネス、新たな企業の取り組みなど新しい事はどんどん増えていきます。

そんな中で「昔はこうだった」「わざわざやらなくても」そんな考えで新しい事を吸収出来ずにいませんか?

メタ認知能力の高い人は自分のものさしではなく、会社がどうか、社会がどうか、という柔軟な視点から新しい事を捉えられます。

そのため、今は大変でも将来的には会社にも自分にも利益のあることと判断すれば、新しいことにも柔軟に対応することができるのです。

自己成長力が高まる

メタ認知能力の高い人の特徴として、特に顕著なのが物事に積極的に取り組む姿勢です。

そして自分の行動や言動を見直し、客観的に把握し、足りない部分を補い成長する。そういった人は自己成長力がとても高いと言えます。

何がダメだったのか、そこを掘り起こさないことには次はありません。この自らを省みることが出来る人、出来ない人で成長力に差が現れます。

メタ認知能力を身につけることは、自己成長への近道と言えます。

メタ認知能力を高めるポイント

ではそんなメタ認知能力を高めるにはどうしたらいいのか。

実は単に自分自身の長所・短所を把握しているだけではメタ認知能力を身につけた!とは言えません。

自分自身を客観視した上で、改善ポイントを洗い出し、改善のPDCAを回すことで初めてメタ認知能力は高まります。

つまり「メタ認知は客観視と改善ポイントの把握がセット」なんです。

メタ認知能力の鍛え方・トレーニング方法3選

ここでは正しくメタ認知能力を身につけるトレーニング方法を、3つのプロセスからご紹介します。

それぞれについて詳しく解説していきます。

セルフモニタリング

自分のことを客観視し、行動や言動・思考を見直し評価することを「セルフモニタリング」といいます。

まずはセルフモニタリングすることで見えてくる、自らの課題や欠点にポジティブに向き合いましょう。何がダメだったのか、逆に何を評価してもらえたのか。

一番セルフモニタリングが難しいのが「怒り」に対する感情で、自分のことを改めて見直すことで、感情的に物事を捉えることを抑えることもできます。

セルフモニタリングすることで、冷静に物事を判断することができるようになります。

瞑想

瞑想は脳を休ませ、自分自身と向き合うことで、リラックス効果や心の整理がつき、集中力を高めるため、スティーブ・ジョブズ氏も取り入れていた手法で、たった1分でも効果があると言われています。

目をつむり、上半身の力を抜き、大きくゆっくり深呼吸をします。たくさん空気をすって、長く息を吐く、1分まるまる使う気持ちで長く息を吐くことに意識を向けてみてください。

だいたい1分だと3〜5回程度これを繰り返します。

寝る前に1分瞑想をするだけでも、ストレスの軽減や集中力アップに効果があり、心の安定をもたらします。

フリーライティング

自分の考えを文字に起こすことで、思考が可視化され課題や欠点をより把握しやすくなります。1行だけでもいいので、毎日日記をつけてみましょう。

自分の頭にあることをアウトプットするだけで、自身の思考の傾向を知る鍵になります。

自分の思考を可視化し振り返ることで、多角的視点で物事を捉えることができ、物事を柔軟に捉える思考力が身につきます。

メタ認知能力アップにおすすめの書籍3選

最後にメタ認知能力を向上させるためにオススメの書籍を3つご紹介します。

それぞれについて詳しく解説していきます。

メタ思考トレーニング

メタ思考を実践するための二つの具体的な思考法「Why型思考」と「アナロジー思考」の紹介されています。

また演習問題も含まれ実践的なトレーニングができる1冊です。

自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分が箱のなかにいると仮定し、思い込みや、自分の考え方の誤りに気づき改善し、「箱」から脱出する方法が書かれています。

とくに人間関係を向上したい方におすすめの1冊です。

ムダに悩まない理想の自分になれる 超客観力

メンタリストDaiGoの著書で、自分を客観視することの重要性が説かれています。

価値観リストのチェックでは、自分が何に価値を感じているのか、自分が大切にしたいものが明確化できると口コミでも評判です。

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この記事を書いた人

すべらないキャリア編集部


「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。

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