リーダーシップに必要な能力とは!リーダーシップは努力で勝ち取る

  • 2020.10.12

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リーダーシップは組織の目標達成のために、欠かせないスキルの1つです。
優れたリーダーシップは、社員の団結力や仕事のモチベーションを高め、高い生産性が期待できます。

今回は、リーダーシップに必要な要素や種類、磨き方などについてまとめました。

リーダーシップとは

リーダーシップとは、部署や組織を牽引する存在となり、目標や目的を達成するために周囲を指導・統率する能力のことです。

企業や組織が発展していくためには、優れたリーダーシップを持ったリーダーの存在が欠かせません。

また一方で、リーダーシップは、一部の経営層や管理職だけに求められるものではなくなってきました。

企業を取り巻く環境は、日々変化しそのスピードも加速しています。それに伴い、変化に順応しながら、周りを巻き込んでで行動し、決断し、結果を出せる人材が求められています。

リーダーシップは成長やキャリアアップ、自立を目指す全てのビジネスパーソンにとって必須のスキルの1つとなっているということです。

リーダーシップとマネジメントの違い

リーダーシップは、自らの人間性やスキルによって目的・目標達成のために社員の行動を導くことです。

一方、マネジメントは、自らの権限を活かして組織の現状を把握・分析し、目標達成のために必要な行動やアイデアを考えることです。

また、リーダーシップは未来の目標に向けて周囲に働きかけるのに対し、マネジメントは現在の問題や状況を改善していくためのアプローチとも言えます。

リーダーシップに求められる5つの要素

では、そのリーダーシップを発揮するには、具体的にどのような要素が必要になってくるのでしょうか?

ここでは、リーダーシップに求められる構成要素を以下の5つと定義し、それぞれ詳しく説明していきます。

    • 発想力
    • 決断力
    • 行動力
    • コミュニケーション能力
    • 誠実さ

発想力

リーダーは、様々な課題に対しての解決策を提示し、目標達成に導くことが求められます。時にはこれまでにない新しいやり方・アイディアを求められることもあるでしょう。

現状維持の施策だけでは、目標や目的を継続的に達成することは困難です。
常に、ボトルネックや改善ポイントを洗い出し、そこに対しての打ち手を考えていくことが必要です。

そのためには、「自社サービス・製品への深い理解」「業界や競合他社の動向」「現場で培った経験や感覚値」「新しいトレンドや手法についてのリサーチ・理解」といった様々な情報を日々アップデートし続けていくことが求められます。

決断力

リーダーは、それぞれの裁量権のなかで、日々様々な決断を迫られます。

目標に対しての打ち手の中から何を採用するのか、どんなメンバーを採用するのかなど、大小はあれど必ず何かしらの決断をする必要があるはずです。

リーダーが決断をできなければ、メンバーが判断に迷いチーム内に混乱が生まれます。
また、決断が先送りなることで施策のスタートが遅れてしまい、早期に結果を出すことができなくなるというリスクもあるでしょう。

リスクとリターンを天秤にかけて判断をする、決断に対しての責任を追うことを怖がらないといった素養が求められます。

行動力

リーダーは、施策やアイディアを打ち出して終わりではありません。
実際に行動することによって最終的な「結果」を出す責任があります。

「何のために行動する必要があるのか」を明確に示し、社員のモチベーションや行動を促進することはもちろん、場合によっては自らが率先してプレイヤーとして成功事例を作ることが必要になることもあるでしょう。

メンバーのコーチングやモチベート能力と、自分自身がプレイヤーとして成果を上げられるだけの実力の両輪が求められるといえます。

コミュニケーション能力

優れたリーダーシップを構成する要素として、高いコミュニケーション能力は欠かせません。

会社の方針やチームの目標、なぜこれをやるのかをズレなく伝え、納得してもらえなくては、人を動かすことはできません。

困っている時に道しるべを示し、共に課題を解決するためのアイデアや方法を出し合うコミュニケーションを積極的に取ってくれることは、その下で働くメンバーにとっての安心感ややる気に繋がります。

誠実さ

どんなに優れたスキルを持っていても、それだけでは、メンバーに信頼感を得ることはできません。

自分を守るための嘘が多く、責任を追及されたら部下のせいにするリーダーに、社員がついていくでしょうか。
「失敗したら自分のせいにされる」、「責任を取るなんて言葉だけ」と思われてしまっては、目的達成のために社員が一丸となって進むことはまず期待できないでしょう。

嘘を付かない、批判には堂々と真正面から受けて立つ、失敗の責任は自分が取るなど、リーダーとして取るべき毅然とした態度を取ることが求められます。

6つのリーダータイプ

リーダーシップに必要な素養について解説してきましたが、リーダーの中にもいろいろなタイプがいますよね。得意・不得意などもあると思います。

自分が目指すリーダーシップ像はどこなのか、身近にいるリーダーはどこに当てはまるのか、そんな視点で以下の6つのタイプを比較して見てください。

    • ビジョンリーダーシップ
    • 調整リーダーシップ
    • コーチングリーダーシップ
    • 実力リーダーシップ
    • 仲良しリーダーシップ
    • 指示命令リーダーシップ

以下で1つずつご紹介していきます。

ビジョンリーダーシップ

組織や企業の持つ共通の目標・目的達成をモチベーションとして、社員を動かしていくスタイルです。

目的達成のための過程や方法の多様性や違いを認めるため、自由度が高く個々のスタイルを尊重する形になります。
カリスマ経営者のいる組織や画期的なビジョンを持つ成長著しいベンチャー企業に見られるリーダーシップです。

調整リーダーシップ

メンバーの合意を重んじながら進めていくスタイルです。

結果よりもプロセスを重視するスタイルで、リーダーには社員がどのような思いや意見を持っているかを読み取る力が必要です。
また、社員が思い切って発言ができる環境整備も求められます。
大企業に多く見られるリーダーシップです。

コーチングリーダーシップ

相手と1:1で向き合い、濃密なコミュニケーションを取りながら、相手を支えていきます。
個々の性格や強みを活かしながら仕事を進めていくので、社員からの満足度や能力を最大限に引き出すことが可能です。

特にキャリアの浅い若手社員の成長を促す場合や仕事に行き詰っている社員に対して、有効なリーダーシップと言えます。

実力リーダーシップ

リーダーが高いスキルや優れた実績を示すことで、周囲を引っ張っていくスタイルです。結果で示すタイプのリーダシップと言えます。

どちらかというと、手取り足取りではなく「自分で見て学ぶ」ということが求められるので、メンバーには自立・自走力が求められます。

仲良しリーダーシップ

周囲と友好的な関係を築き、周囲からの信頼を得ることでリーダーシップを発揮するやり方です。

リーダーが先頭で引っ張るというよりも、チーム一丸となって、メンバーの主体性を引き出すという形になります。

ただし、ビジネスの場面では時に冷徹な判断を下す必要があるため、実力リーダーシップや指示命令リーダーシップとの併用が望ましいかもしれません。

指示命令リーダーシップ

仕事のやり方から意思決定までを全てリーダーが決めて、社員にやらせる形です。

指示された仕事を進める以外は考える必要が無いので、緊急性の高い仕事や単純作業の業務の場合には、一定の効果が見込めます。

ただし、メンバーが自発的に考えて行動するという自立性が育ちにくく、長期的に見ると企業としての成長は期待ができません。
また、リーダーのやり方に社員が納得できなければ、大量離職につながるリスクも抱えています。

リーダーシップを高める5つの方法

それでは最後に、実際にリーダーシップを高めるための5つの方法を紹介します。

    • 日常的に意思決定を繰り返す
    • 人間関係を充実させる
    • 信頼関係を築く
    • コミュニケーションスキルを身につける
    • チームビルディングを行う

1つずつ詳しく解説していきます。

日常的に意思決定を繰り返す

仕事やプライベートのあらゆる場面で意思決定の訓練をしてみましょう。

例えば、どの順番で仕事を取り掛かるべきか優先順位をつけるかなど、些細なことから実行に移すことが大切です。

慣れていない方は、時間がかかるかもしれませんが、繰り返していくことで素早く意思決定をすることができるようになります。

人間関係を充実させる

仕事関係以外での人間関係を充実させることも大切です。

同じ職場で働く同僚や部下、取引先などコミュニティが限定されると、どうしても視野が狭くなりがちです。パターン化されたコミュニケーションは楽ですが、バリエーションが拡がりません。

限定されたコミュニケーションでは、視野が狭まってしまったり、様々なタイプの人とのコミュニケーション能力・順応性が低くなる可能性があります。

異業種交流会に参加してみたり、共通の趣味を持つコミュニティに参加してみるなどもおすすめです。

信頼関係を築く

部下や同僚から信頼してもらうためには、まず自分が相手を信じることから始めてください。

ついついメンバーの仕事ぶりやアウトプットに対して、肯定せず否定ばかりをしてしまう。1から10まで指示だししてしまうという失敗はよくありがちです。

役割と責任を与えて、まずは任せてみる。困ったことがあった時に気軽に相談できる関係性を築くなど、信頼関係をよくするための取り組みを意識しましょう。

チームビルディングを行う

チームビルディングは目標を達成するために、個々の能力が最大限発揮できるチーム作りを目指す取り組みのことです。

脱出ゲームやBBQなど身体を動かすものから、自己紹介や共通点ゲームといったトーク中心のゲームなど、様々な種類があります。
いずれも互いの人間性を良く知ることとコミュニケーションの活性化が狙いです。

新入社員の研修や年齢が離れているチーム構成の場合に、有効な方法です。

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この記事を書いた人

すべらないキャリア編集部


「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。

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