インテリアコーディネーターは独学でも合格可能?効率的な勉強方法を紹介

  • 2021.05.18

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お客様の理想のインテリアを形にするインテリアコーディネーターは多くの人が憧れる職業です。

インテリアコーディネーターは限られた一部の人しかなれないと考える人も多いですが、実は独学で資格を取ることができます。

今回は独学でインテリアコーディネーターになる勉強法やおすすめ教材をご紹介します。

インテリアコーディネーターとは

インテリアコーディネーターという職業は、お客様がイメージする理想のインテリアを形にするプロフェッショナルです。

家具や照明、壁紙やカーテンなど、インテリアを総合的にコーディネートし、お客様のイメージ通りの住まいを作ることがインテリアコーディネーターの仕事です。

そんなインテリアコーディネーターは、公益財団法人インテリア産業協会が年に一度実施する資格試験があります。

照明器具や住宅設備の知識だけではなく、換気や空調に関する知識、二次元・三次元表現技法やプレゼンテーション方法、インテリアの歴史に関する基礎知識など幅広い知識が問われ、合格すればインテリアコーディネートのプロとして認められます。

インテリア業界の中でもインテリアコーディネーター資格はもっとも知名度が高く、民間資格ではあるものの専門知識を証明する上で有効な資格だと言えます。

資格を取得すれば不動産会社やリフォーム会社、ハウスメーカーなどへの転職に有利になるでしょう。現場で実力をつければ、ホテルや撮影現場の空間プロデュースなど、ユニークな仕事もおこなうことができるようになりますよ。

インテリアコーディネーターは独学でも合格できる

結論、独学でも十分合格することができます。

独学で合格できる根拠は大きく下記の2つです。

それぞれについて解説します。

知識は市販の教材で網羅できる

インテリアコーディネーターは民間資格であるため、大学や専門学校で知識を学ばなくても、市販の教材で勉強すれば十分合格することができます。

勉強する意思さえあれば、誰でも挑戦することができる資格なのです。

インテリアコーディネーターの1次試験は知識を暗記すれば合格できますが、2次試験は論文やプレゼンがあるため難易度が上がります。

しかし、2次試験の内容も市販の教材を使って勉強すれば、十分対策することが可能です。

難易度はそこまで高くない

インテリアコーディネーターは合格率が低いため、難易度が高い資格だと思われがちですが、実は試験自体が難しいというわけではありません。

インテリアコーディネーターの合格者が少ない理由は内容が難しいからではなく、試験のカバー範囲が広いからです。

家具のオシャレな配置についてだけではなく、建築構造の知識なども問われるインテリアコーディネーターは、気軽に受験して受かるものではありません。対策せずに受験しても合格する可能性は限りなく低いでしょう。

逆に言えば、試験内容を把握し対策をすれば決して難しい内容ではないのです。

インテリアコーディネーターの合格率

インテリア産業協会によると、令和元年のインテリアコーディネーターの合格率は25.1%でした。

直近5年は合格率22%〜24%を行き来しているため、令和元年の合格率は例年より高かったようです。難関資格というほどではないですが、25%は決して高い合格率ではありません。

合格する人の特徴

インテリアコーディネーターの合格者は毎年女性が8割近くを占めます。令和元年の合格者を見ると、1,896人のうち1,554人が女性でした。

これはインテリアコーディネーターという職業自体に女性が多いことや、主婦業と両立して資格に挑戦する人が多いことが要因でしょう。

また、同年の合格者の年齢は、男女ともに30歳〜39歳がもっとも多く、女性は25歳〜29歳で合格する人が次に多かったようです。

ただし、24歳以下と40歳以上の合格者もおり、幅広い年齢の人がインテリアコーディネーターに合格していることがわかります。

合格に必要な勉強時間

インテリアコーディネーターに合格するためには約200時間、期間にすると約2か月間の勉強期間が必要になります。

人によっては半年以上勉強したという人もいます。業界の知識がほぼないところから勉強を始める場合は、余裕を持って半年〜8ヶ月ほどの勉強期間を設けておいたほうが良いでしょう。

独学でインテリアコーディネーターを取得できる人の4つの特徴

インテリアコーディネーターの試験内容はそこまで難しくないものの、独学で新しい知識を身につけることは容易なことではありません。

独学で資格を取得できる人の特徴とはどのようなものなのでしょうか?

大きく分けて、以下の4つの特徴が挙げられます。

スケジュール管理が得意

独学で資格を取る上で、スケジュール管理は必要不可欠です。スクールに通っていれば宿題や課題の期限がありますが、一人で勉強するのであれば自分で自分に期限を課さなければいけません。

スケジュール管理ができないとなかなか勉強が進まず、試験の直前になって慌ててしまうことになるでしょう。

スケジュール管理ができる人でないと、どんな資格でも独学で合格することは難しいです。

モチベーションを維持できる

長期間にかけて勉強をすると、段々とモチベーションが下がってきてしまうことがあります。

インテリアコーディネーターは2ヶ月~半年間勉強をする必要があるため、モチベーションの維持は試験の合格率を大きく左右します。常に目標を見失わず、勉強を続けることができないと独学での試験合格は難しいでしょう。

モチベーションを維持するためには、インテリアコーディネーターになって活躍するんだという強い意思が必要です。

独学で資格を取った経験がある

以前独学で資格に合格した経験があるなど、独学に慣れている人だと合格率がグッと上がるでしょう。

勉強の進め方やモチベーション維持の仕方がわかっているため、スムーズに勉強が進められるはずです。

すでにインテリア系の資格を持っている

インテリアプランナーやインテリア設計士などインテリア系の資格をすでに持っている場合、インテリアコーディネーターと重複する知識をすでに持っているため合格しやすくなります。

また、現在住宅メーカーやインテリア専門店などで働いているのであれば、仕事で得た知識が試験対策に活かされるでしょう。

インテリアコーディネーターの効率的な独学勉強法

独学でインテリアコーディネーターに合格するためには、とにかく練習問題を解いてどんな問題が来ても対応できるようにすることが大切です。

繰り返し復習し、何度も問題を解くことで、知識が頭に定着します。

そのためには、テキストとして知識が説明された教科書と過去問が記載された問題集の両方を用意することをオススメします。

独学するときに知っておくべき学習範囲

インテリア産業協会によると、学習範囲は下記になります。

    1次試験(160分)

    • インテリアコーディネーターの誕生とその背景に関すること
    • インテリアコーディネーターの仕事に関すること
    • インテリアの歴史に関すること
    • インテリアコーディネーションの計画に関すること
    • インテリアエレメント・関連エレメントに関すること
    • インテリアの構造・構法と仕上げに関すること
    • 環境と設備に関すること
    • インテリアコーディネーションの表現に関すること
    • インテリア関連の法規、規格、制度に関すること

    2次試験(180分)

    • インテリアやインテリア空間に関する与えられた課題についての図面などを使ったプレゼン

1次試験は幅広い知識が問われます。最初は聞き慣れない単語もたくさん出てくるため、何回も繰り返し復習しましょう。

2次試験は展開図・平面図などの作図表現を学び、何度も練習問題を解くことでコツを掴むことが大切です。

インテリアコーディネーターを目指す人におすすめの教材

インテリアコーディネーターを独学で取得したいのであれば必ずゲットするべきおすすめ教材をご紹介します。

それぞれ詳しく解説していきます。

インテリアコーディネーターハンドブック統合版

「インテリアコーディネーターハンドブック統合版」はインテリア産業協会発行の教材ですので、迷ったらこちらを購入することをおすすめします。

こちらは大学や専門学校の参考図書としても採用されており、インテリア関係に従事している人が手引書として使うこともあります。

1次試験に出題される知識はこの本で網羅できますよ。

インテリアコーディネーター1次試験 過去問題徹底研究2020

インテリアコーディネーターに合格するためには知識を暗記するだけではなく実際に問題を解くことが大切です。

1次試験の過去問集でおすすめなのが「インテリアコーディネーター1次試験 過去問題徹底研究2020」です。

要所要所で解説が入っており、独学にピッタリの教材です。

インテリアコーディネーター2次試験 完全攻略

2次試験の対策には「インテリアコーディネーター2次試験 完全攻略」がおすすめです。試験の概要や当日の流れ、過去問の分析などが記載されており、よく出題される抑えておくべきキーワードも知ることができます。

また、初心者がつまずくポイントであるプレゼンテーション課題において、図面の書き方やポイントの詳細が載っています。

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この記事を書いた人

すべらないキャリア編集部


「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。

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