目次
顧客満足度調査・社内アンケート・マーケティングリサーチなど、特定のターゲットに対して必要な情報を収集する際に有効なアンケートですが、アンケートツールを利用することでより効率的にアンケートを実施することが可能になります。
「これからアンケートを実施したいけど、効率よく進めるためにどうすれば良いのか」
「無料で使えるアンケートツールを探しているが、どのツールが良いかわからない」
本記事では、上記のような方へ向けてアンケートツールを利用するメリットや、おすすめのアンケートツール、ツール選択の際の3つの注意点などについて解説していきます。
アンケートツールを利用するメリット
近頃、アンケートを実施しようとしたとき、オンライン上で実施可能なツールが普及してきました。
そこで、アンケートツールを利用するメリットとはどのようなものなのかをまとめました。
それが、下記3つになります。
- 目的に沿ったアンケートを簡単に作成できる
- 告知や拡散が行いやすい
- 集計の工数を削減できる
アンケートツールのメリット
目的に沿ったアンケートを簡単に作成できる
アンケートツールでは、入力項目を必須にしたり、チェックボックス形式にしたりと、簡単な操作で作成できます。
その他、テンプレートも用意されており、質問内容を編集するだけでアンケートを作成できるなどします。
告知や拡散が行いやすい
アンケートツールで作成すると、URLやQRコードに変換できるため、簡単にアンケートにアクセスできます。
また、SNSやWeb上でURLを公開したり、イベントの際にQRコードを読み込んでもらったりと、様々な方法で告知や拡散できます。
集計の工数を削減できる
回答数が多いとき、情報をデータ化する手間も多く、入力ミスや集計ミスなどにより、正確な数字を把握できない不安もあると思います。
しかし、アンケートツールは、回答を自動で集計するため、工数を削減できます。集計作業の工数を削減できれば、情報分析や施策の立案のスピードが上がるでしょう。
おすすめのアンケートツール5選
ここまでアンケートツールを利用するメリットを紹介しました。
他方で、「アンケートツールにも多くのサービスがあり、どのサービスを利用すれば良いのか」と悩む人も多いはず。
そこで、アンケートツールの特徴やどのような人におすすめなのかを紹介していきます。
王道の無料ツール「Googleフォーム」
Googleフォームは、デザインがシンプルで、無料アンケートツールとして有名です。
- アンケート結果がGoogleスプレッドシートに自動集計される
- 複数アカウントで同時作業できる
- 対象人数や質問数に上限がない
おすすめポイント
テンプレート数が最大級の「SurveyMonkey」
- 質問テンプレートが1600種類を超える豊富さ
- 自動集計と合わせてグラフの作成もしてくれる
おすすめポイント
もしも、無料プランでは物足りない人は、質問数の上限解放やアンケートデザインのカスタマイズなどの自由度が増える有料プランもあります。
必要に応じてグレードアップも検討してみても良いでしょう。
デザイン性抜群×無料の「CREATIVE SURVEY」
CREATIVE SURVEYは、無料版でも高い機能を利用できるアンケートツールです。
- 無料ツールとは思えない機能の豊富さ。さらに課金不要
- アンケート作成のインターフェースも感覚的な操作で作成可能
おすすめポイント
マルチデバイス対応・アンケート作成数無制限・デザインカスタマイズ・自動集計/アクセス解析・SSL対応などの機能があり、無料ツールの中ではアンケートのカスタマイズ性が高くおすすめです。
イベントやセミナー対象者へのアンケートなら「Questant」
Questantは、無料版でメール/SNS/QRコードの自動発行機能がついていたり、一括のメール配信ができたりと情報の拡散力に優れています。
- アンケートの作成数は無制限
※無料版の場合、アンケート作成時の質問数は10問、集計も100件までと制限があります。 - 有料プランでは、Questantが用意する調査モニターを利用可能
マーケティングリサーチをするためにアンケートを実施する場合には効果的です。
おすすめポイント
リサーチを目的としたアンケート実施なら「Fastask」
Fastaskは、基本有料ですが、シンプルデザインのアンケート作成・配信・集計が可能なツールです。
- アンケート実施からデータ分析まで簡単操作で完結
アンケートモニターも160万人の会員がおり、リサーチを行いたいという場合にも活用が可能です。 - 調査票の入力や配信作業を代行する有料サービスもある
アンケート実施やリサーチの準備に時間を割けない担当者にはおすすめです。
おすすめポイント
アンケートツールを選ぶ際の3つの注意点
アンケートツールを選定する場合、いくつか注意しなければいけない3つのポイントがあります。
- アンケートの目的や対象に沿っているか
- アンケート対象人数や設問数がマッチしているか
- アンケート実施から集計までの工数がどれくらいかかるか
アンケートツールを選ぶ際の3つの注意点
アンケートの目的や対象に沿っているか
アンケートツールを利用する場合は、目的や対象に沿ったアンケートを実施できるかが重要になります。
- 社内向けアンケートで多くの質問をしたい場合、無料で質問数の上限がないツールを利用
- イベントやセミナー参加者にアンケートを実施したい場合、QRコードに変換できるツールを利用
上記のように、用途によって利用するツールを変えることで、効果的にアンケートを実施できます。
そのため無料・有料に関わらず、アンケートの目的と対象に沿った機能があるかは意識しましょう。
アンケート対象人数や設問数がマッチしているか
無料ツールを利用すると、アンケートの設問数や集計数の上限がある場合があります。
この場合、不特定多数を対象に実施できないことも多々あります。
そのため、アンケートの目的に沿った機能を重視すると共に、対象人数や設問数の上限も意識しましょう。
アンケート実施から集計までの工数がどれくらいかかるか
アンケート結果を参考にして施策を練ることを目的に実施されることが多いため、実施から集計までの工数は大切なポイントです。
そのため、アンケートの作成・告知・拡散のしやすさや、データ集計の効率などを意識しましょう。
まとめ
以上、アンケートツールを利用するメリットや、おすすめのアンケートツール、ツール選択の際の3つの注意点などを解説しました。
アンケートツールを利用することで、効率的にアンケートを実施できます。
本記事が、目的に沿って効率的にアンケートを実行していくためのツール選択の参考になれば幸いです。
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この記事を書いた人
すべらないキャリア編集部
「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。