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成功する人はどのような習慣を大切にしているのか、成功したいと考えているのであれば気になる人も多いのではないでしょうか。
実際、成功する人達は意外なほどに共通した習慣を持っているものです。
そこで本記事では、成功している人達が日々どのように過ごしているのか、多くの成功者がおこなっている10の習慣や共通点について解説していきます。
成功習慣を身に着けるために役に立つ書籍もご紹介していますので、是非最後までご覧ください。
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4.8
成功する人の10の習慣
ここでは、成功する人の習慣について詳しく解説していきます。
成功者はどのような習慣を身につけているのか、参考にしてみてください。
すぐ行動する
成功する人は基本的に物事を先延ばしにしたりせず、すぐに取り組む習慣を持っています。
皆さんも経験があると思いますが、先延ばしをしてしまうと時間に追われる感覚がずっと抜けず、とてもストレスが溜まりますよね。
そんなストレスがかかっている中で、人は十分なパフォーマンスを上げることはできません。
- 今日出来ることは明日に回さない
- 今すぐできることは、今すぐ取り掛かる
この二つを常に意識しておき、掃除や洗濯といった小さなことからでも構わないので取り組み続けてみてください。
そうすれば行動することに対するストレスの度合いが少なくなっていき、最終的にはほとんどストレスを感じることなく物事に取り組むことができ、習慣化していくことも可能でしょう。
早寝早起き
末永
質の高い睡眠は脳や体をリフレッシュさせるとともに、記憶の定着や翌日の集中力を高めるなど、パフォーマンスに大きく関わってきます。
とくに、就寝後90分間のノンレム睡眠は睡眠の質を高めるために最も重要とされており、就寝前に質を上げるためにどのようにするべきかを考えて習慣化している成功者も多いです。
また、朝も早めに起床し、朝陽を浴びることで、セロトニンの分泌を促し体内時計を整えることにもつながります。
その結果、生活リズムが整い、夜も眠りやすくなるのです。
そして、早朝に起きることで、朝の時間を読書といった自己投資や運動など、時間を有意義に活用できるので、是非とも早寝早起きを心がけてみてください。
読書
Microsoftの創業者ビル・ゲイツ氏やテスラの創業者イーロン・マスク氏らをはじめ、成功する人は読書を習慣としている人が多いです。
本を読むことで言語性知能、分かりやすく言えば「記憶力と、記憶したものを関連した別の記憶と結びつける連想力」が高まります。
他にも語彙が増えたり、知識が身についたりしますし、何より書籍の内容を疑似体験できるのは非常に有益です。
人はさまざまな文化や背景を持った人々と接することで刺激を受け、視野や考えが広がりますが、読書も書いた人の考えや文化などに触れることで同様の効果を得ることができます。
そのため、まずは自分自身の興味のあるジャンルの新書や小説でも構わないので、気軽に読書をする習慣を始めてみてください。
運動
たとえ成功できたとしても、健康を害してしまっては本末転倒でしょう。
そのため、成功者は筋力トレーニングやランニングをはじめとした、運動を習慣として取り入れている人が多いです。
生活の中に運動を上手く取り入れることで、
- 集中力の維持・向上
- 身体の機能の維持・向上
- ストレス緩和
これらをはじめとした多くのメリットがあります。
また、適度な運動は健康の維持だけでなく、脳にも良い刺激を与えることもあり、アイデアが浮かんでこない時に体を動かすことで突然ひらめく可能性もあるでしょう。
他にも、ジョギングなどの単純な行動を取ることで、前頭前野へ血液を送り活性化できたり、思考をリセットしたりすることにもつながるので、積極的に取り入れてみてください。
自分に投資する
成功する人は、習慣的に自己投資をしている人が多いです。
自己投資には、「趣味」「自己研鑽」「知識習得」など、人によって変わってきますが、簡単に表すと「時間とお金を自分の成長のために使うこと」で、具体的には下記のようなものが挙げられます。
- 資格やスキル取得の勉強
- 情報収集のためのセミナー参加
- 旅行や留学などの異文化交流
また、自己投資に使う金額の目安は、「年収の10%程度」を目安とすると良いでしょう。
日常の生活の中でも、自己投資をしていくことで自分のために頑張っているという自信がつくとともに、着実に自分の能力の向上につながるため、継続していくことで成功する可能性を高めることにつながります。
末永
最近注目のキャリアコーチングサービスも働く人の自己投資としておすすめです。
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メモを取る
成功する人の習慣の中には、頭に浮かんだアイデアや思考、思い付きなどを紙や付箋などに書き出すという習慣を大事にしている人もいます。
エビングハウスの忘却曲線にもあるように、アイデアや思いつきを記憶しておくにしても時間が経過すればするほど、思い出すのにも時間がかかり、場合によっては一部の内容を忘れてしまうこともあるでしょう。
そのため、考えていることは積極的にメモとして残して思い出しやすくしたり、自分の中で考えを整理したりするために活用しています。
近年では、早く入力できるからといってパソコンでメモをとる人も増えていますが、記憶の定着やメモの自由度を考えると、手書きのほうが効果的な場合もあるため、目的に応じて手法を変えていくと良いでしょう。
振り返りをする
成功する人は、常に出来事を振り返って分析することを習慣としている人もいます。
「行動に対する実績」「目標の達成率」「行動の反省点・改善点」など、夢や目標を明確にした上で、計画の進捗や改善点を振り返ることで、修正をしながら行動に活かしているのです。
経営者の中にも、日記をつけて1日の目標やタスクを整理する時間を設けたり、仕事の中で感じたことや考えたことを書き出して思考の整理をしているという話もよく聞きます。
日常的に振り返ることを習慣としている人は、自分自身の考えを整理して行動に活かしたり、計画を早い段階で修正したりすることができるため、迷わずに自分がやるべき行動に集中することが可能です。
なので、普段から振り返る習慣がないという人は、まず簡単でいいので日記をつけてみることから始めてみると良いでしょう。
適度な休息
末永
成功者は仕事が忙しくて、いつも仕事ばかりしているという印象を持っている人もいるかもしれませんが、実は、成功者ほど「適度な休息」を意識的にとっています。
高いパフォーマンスを発揮するために大切なのが「集中力」です。
そして、集中力を維持したり、仕事中に回復させたりするためには適度な休息が欠かせません。
また、人間の集中力は平均的に1時間程度しか継続しないというデータもあるように、無理に頑張っても生産性が落ちるだけです。
なので、仕事を効率的にこなして成果を上げていきたい人は、適度に休息をして集中力を維持することに力を入れてみると良いでしょう。
集中力の維持する方法として、「25分間タスクに集中的に取り組み、5分間休憩する」というポモドーロ・テクニックを使うのも一つです。
多様な人たちと交流する
どんなに優れた人でも同じ環境で同じ人達としか会わなければ、思考が固まってしまい、モノの見方や考え方が偏ってしまいます。
そのため、さまざまなバックグラウンドを持つ人たちと話しをすることで、多様な考え方や文化に触れて、頭の柔軟性を保つことは重要です。
とくに自分とは違う意見を持っている人との会話は考え方を広げる良い機会になるでしょう。
自分と異なる意見を持つ人達と交わるのは心理的な負担がかかり、自分と同質の考えを持つ集団にいると心地良いのは当然です。
しかし、心理学者のアービング・ジャニス氏の研究では「知的水準の高い人がどれだけ多く集まっても、同質性が高くなると問題解決力や意思決定の質が驚くほど低くなる」というトレードオフの関係が証明されています。
この研究を教訓として、是非積極的に多様な意見を持つ人たちと議論を重ねて、見識を広げる努力をしてみましょう。
一人の時間を大切にする
多様な人との交流をして刺激を受けることも大切ですが、一人だけの時間を作りリラックスしたり、自分自身と向き合ったりすることも大切です。
他人と一緒に行動していると、無意識的に気を遣ってしまうこともあります。
なので、時には一人の時間を大切にして、リラックスする機会を設けるようにしましょう。
一人の時間を設ける時におすすめなのが「瞑想」です。
瞑想には脳の活性化やストレスホルモンの減少・免疫機能の促進など、さまざまな効果があると報告されています。
瞑想と言っても胡坐をかき両手を膝の上に載せて、深呼吸して、意識を呼吸に集中させるだけでOKです。
みなさんも一人の時間を作って自身と向き合い、瞑想で心身を整えてみてはいかがでしょうか。
成功する習慣を身に付け継続するコツ3選
末永
成功する習慣を身につけて継続していくためには、ただ行動するだけではなくちょっとした工夫をするだけで成功率が変わってきます。
なので、本項では成功する習慣を身に付け継続するためのコツについて紹介していきましょう。
目標と行動を可視化をする
成功する習慣を継続するコツの一つとして挙げられるのが、「目標と行動を可視化すること」です。
目標を設定したり計画を立てたりする際には、具体的な行動を可視化することもあるでしょう。
しかし、目標設定や計画を立てるだけで、実際に自分自身が立てた目標や計画をの経過を記録している人は多くありません。
すでに達成したことであれば、過去の行動として不要に感じるかもしれませんが、過去に自分が積み重ねてきた行動は時に自分を支えることもあります。
なので、自分が立てた目標や行動を可視化しておくとともに振り返りのために、実際にやったことや達成度なども合わせて記録しておくと、モチベーションの維持に役立つので取り入れてみてください。
イフゼンプランニングを活用する
習慣を身に付けるために大切なのが、習慣になるまで継続することです。
一つの習慣が定着するまでには、約2ヶ月程度必要になってきますが、初めてのことを継続するには意識的に取り組む必要があります。
しかし、実際に習慣を取り入れてみたとしても、普段やっていないことを取り入れるのは「面倒」だと感じてしまうことも少なくないでしょう。
そのような時には、「イフゼンプランイニング」を活用してみてください。
イフゼンプランニングとは、「A(事象)だったらB(行動)をする」という形で、特定の条件に当てはまったら決めた行動を起こすことを事前に決めておくことです。
簡単な例だと、「朝起きた(A)歯を磨く(B)」「22:00になったら(A)30分だけ読書をする(B)」のようなものが挙げられるでしょう。
事前に自分が取り入れたい習慣についてルールを決めておき、考えるプロセス省略することで、実行しやすくなり習慣化や目標の達成に効果があるとされています。
なので、まずは自分が習慣化したいことについて事前にイゼンプランニングを活用して取り入れてみてくださいね。
詰め込みすぎず余裕を持つ
習慣を継続するためには、詰め込みすぎずに余裕を持つことも大切です。
新しい習慣を取り入れることは、思っているよりも大変で、場合によってはストレスを感じてしまい、途中で辞めてしまうこともあり得ます。
そのため、習慣を身につけようと考えている時には、「やらなければいけない」という思考状態に陥ってストレスを感じないように、あらかじめ曜日を決めたおいたり、何もしない日を設けたりしてメリハリをつけましょう。
また、身に付けようとした習慣を途中で辞めてしまった場合、再開するにも時間が必要になることもあります。
末永
ですが、仮に3日坊主になってしまっても、改めてやり直していけば、自ずと習慣化していくこともできるので、うまくいかなかったとしても、地道に取り組んでいくと良いでしょう。
成功する人の5つの共通点
成功する人にはいくつかの共通点があります。
成功するためには必要な要素ともいえるため、詳しく紹介していきましょう。
素直な性格
成功する人は素直な性格であることが多いです。
- 失敗すれば潔く認め、改める。
- 他人の意見が自分の意見よりも優れていれば、積極的に取り入れる。
このような素直さは、自分自身を成長させることにつながったり、周りの人間からも積極的に協力してもらえるようになります。
また、成功するためには、自分だけではなく周りの人からの協力も必要不可欠なため、素直であることを心がけましょう。
ポジティブな思考を持っている
ポジティブな思考を持っていることも成功する人の共通点の一つです。
成功する人はさまざまなことにチャレンジをして多くの失敗を経験しています。
その中でも、「成功するためには失敗をつきもの」「失敗という経験を積むことができた」と前向きに捉えている人も多いです。
また、ポジティブな思考を持っている人は、ネガティブな思考をなくそうとはしていません。
「ネガティブな感情は誰にでも起こるもの」と割り切って、「その中でもポジティブな要素がないか」と意識を向けているため、前向きに考えることができるのです。
フットワークが軽い
成功する人は、フットワークが軽く行動力がある人も多いです。
成功するために必要なのが「多くのことにチャレンジすること」で、そのためには積極的に行動して経験を積んでいくことが必要不可欠になります。
- 思い立ったらすぐ行動
- やりたいと思うことはまずやってみる
そのため、成功する人は、「すぐに行動する」「まずやってみる」という考えの人も多いです。
成功するための機会を逃さずに積極的に活動していくことで、成功するために必要な人脈をを得たり、情報・ノウハウを手に入れたりすることにもつながるのでしょう。
決断力がある
自ら決断する能力があることも成功する人の共通点として挙げられます。
優柔不断で迷っているとせっかくの好機を逃してしまこともあり、成功するどころか、成功から遠のいてしまう可能性もあるでしょう。
成功するためには、人から言われたことに従うのではなく自ら考え決断し、決断したことを実際に行動に移すことが大切なのです。
成功者となるには決断の質も重要であることは言うまでもありませんが、決断してリスクを取るという覚悟も必要なのでしょう。
明確な夢や目標がある
成功する人は、明確な夢や目標を持っている人がほとんどです。
夢や目標を明確にすることで、「実現するために必要なことは何なのか」「いつまでに達成すればいいのか」と具体的な行動に落とし込むことができます。
目標の設定をする時にも、「SMARTの法則で具体的な目標にする」「できるだけ目標を細分化して期限を切る」など、実現までの道筋を可視化していることも多いです。
成功するためには、「夢や目標を明確にすること」は必要不可欠な要素であるため、まず自分の中で何がしたいのかを分析していくようにしましょう。
成功する習慣を身に着けたい人におすすめの本
最後に、成功する習慣を身に付けるために参考になるおすすめの本を5冊紹介します。
いずれも有名な著書で、参考になる一冊なので、ぜひ参考にしてみてください。
完訳 7つの習慣 人格主義の回復
「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」は、スティーブン・R・コヴィー 著の世界的にも有名な自己開発本でしょう。
成功するためには、成功の土台となる人格が何よりも重要で、本書で紹介している「7つの習慣」は、その人格構築をおこなうために必要な原理原則について記載されている一冊です。
この本は、一度だけではなく、何度も読み返していくことで、自分の成長フェーズによって学びとれる情報が変わってくるという評価もされているため、まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください。
プロフェッショナルの条件 いかに成果をあげ、成長するか
「プロフェッショナルの条件」は、マネジメントの祖であるP・F・ドラッカーの著書です。
自身の10冊の書籍と論文から重要なエッセンスを抜き出し、分かりやすくまとめた著書で、自分の能力を見極め伸ばす方法を自身のエピソードとともに紹介しています。
- 成果を上げるためには貢献することを習慣にすることが大切
- 成果を上げるためには自らの強みを知り自分自身をマネジメントすること
上記のような、成果を上げるために必要な要素について詳しく書かれているので、仕事で成果を上げたいと考えている人は参考にしてみてください。
チーズはどこに消えた?
「チーズはどこに消えた?」は、スペンサー・ジョンソン 著の一冊です。
AppleやIBMなどのリーディングカンパニーが社員教育に採用するほどの名著で、常に変化する環境にいかに正しく対応していくかのヒントが書かれています。
現代では、さまざまなことが急速に変化しており、変化に適応していく必要があります。
自分の身の回りに大きな変化があった時に適応するための参考書として読んでみるのも良いでしょう。
生き方
「生き方」は京セラとKDDIという2つの日本を代表する企業を創業し、JALを再建した名経営者稲森和夫の人生論について書かれた一冊です。
稲盛和夫の人生論を通して、自分の人生をどのように生きていくのか、そのためには何をすればいいのか真剣に考えたいという人はぜひ一度読んでみてください。
思考は現実化する
「思考は現実化する」は、ナポレオン・ヒル 著のカーネギーやエジソンといった500名を超える世界的成功者の協力を基に、成功のための哲学をまとめ上げた著書です。
成功者の共通する考え方や原則について詳しく記述されており、これから成功したいと考える人が意識しておくべき大切なことについて書かれています。
「成功する習慣を身につけたいと考えている人」にこそ読んでほしい一冊で、内容をより分かりやすく整理した図解版なども出版されているので、併せて読むことで理解を深めることにつながるでしょう。
まとめ
以上、成功する人に共通する特徴や習慣、オススメの本について紹介してきました。
人生において「成功したい!」と考えている人も多いと思いますが、成功するためには、まずは自分自身の習慣を見直して少しずつ成功するために必要な土台を作っていくことが大切です。
本記事の中で紹介した習慣や著書を参考にして、少しでも自分の人生が成功するための参考にしてみてくださいね。
末永
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この記事を書いた人
すべらないキャリア編集部
「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。
早寝早起きも成功する人の習慣であることが多いようです。
成功する人は仕事に打ち込み、寝る間も惜しんで仕事に没頭しているイメージがありますが、実際のところ睡眠をかなり重視しています。