目次
目の前に問題が発生したり、目標達成が困難になってきた時、つい逃げ出してしまうことはありませんか?
こちらの記事ではそんな逃げ癖でお悩みの人へなぜ逃げ癖がつくのか、原因や克服法を紹介します。
逃げ癖のある人の特徴7つ
ここからは、逃げ癖のある人の特徴を7つご紹介していきます。
思い当たる節がないか、チェックしてみてください。
それぞれについて詳しく解説していきます。
面倒なことだから後回しにしたくなる
逃げ癖のある人は、面倒なことを「また後でやればいいや」と後回しにしている傾向にあります。
しかし、後手に回したところで、問題解決をすることなく手つかずのまま時間だけが過ぎていく場合が多いのです。
そのため、物事をおこなう最適なタイミングを逃してしまい、結果的に現実から目をそむけてしまいがちです。
困難な場面や目標に心が折れてしまう
逃げ癖のついている人は、難しいことや高い壁に直面すると、それをクリアすることを億劫に感じてしまう人が多いです。
困難を乗り越えようという意識が薄く、つい問題を放置し、その場から逃げ出してしまいがちです。
また、今を耐えたらいい方向に向くことを具体的に想像できていない場合が多いです。
失敗するのが怖い
失敗によって周りからの評価や、時間や手間が無駄になるのを恐れているのも、逃げ癖のある人の特徴です。
失敗して自分が傷つくのが怖くなり、努力を惜しんで、現実から逃げてしまいがちです。
いざというときやればできる思っている
逃げ癖のある人の中には「自分はいざとなったらできる人間だ」と思い込んでいる人も多いです。
何かしらの言い訳を見つけて自分を正当化する傾向にあり、結果的にいつまでも行動に移さない場合が多いです。
いざとなったときにやれる人間であっても、行動に移さない限りその能力を発揮されないので、何も問題を解決できないまま時間だけが過ぎてしまいます。
自分に対して自信がない
逃げ癖のある人は、他人から褒められたり評価されたりした経験がなく「どうせ自分なんか無理だ」と決めつけてしまう傾向にあります。
自己評価が低く、自信がないため困難に直面しても行動に移しにくいのです。
飽き性
逃げ癖のある人には、1つの事に集中して取り組むことのできない、飽き性な人が多いです。
何かに着手をし始めるものの1度トラブルが発生すると、その問題を解決しない状態で諦めて、他のことへ目をそむけてしまいます。
そのため、複数のことをそれぞれやり切る前に投げ出して、結果的に何ひとつ極めることなく中途半端な状態になってしまいがちです。
自分に甘い
逃げ癖のある人には、自分に甘く、自己中心的な考えをする人が多いです。
そのため、仕事などで「まぁこのくらいでいいか。」と勝手に自分で決めつけてしまい、自分の判断で物事を妥協をしてしまいます。
そのため、目標が未完成であったり、未達成の状態に陥ってしまう結果になります。
逃げ癖がついてしまう4つの原因
ここからは、具体的に逃げ癖の4つの原因についてご紹介していきます。
ぜひチェックしてみてください。
それぞれについて詳しく解説していきます。
面倒事はつい避けてしまう癖がついているから
何か乗り越えることが困難な場面を面倒に感じて「スルーすればいいや」と考える癖がつくと、逃げ癖になってしまいます。
放置するうちに問題が風化し、うやむやにすることを覚えてしまうと、それ以降逃げ癖のループから抜け出せなくなる場合もあります。
とくに相手がある仕事は、問題を放置しておくだけで解決されないので、自身の信頼を損ねたり自分へのマイナス評価に繋がります。
周りの環境に恵まれているから
優しい上司や同僚がいると、自力で問題を解決しなくても組織がフォローしてくれることがあります。
サポート体制が整った寛容な組織であれば、わざわざ自分から困難に立ち向かわなくても解決できることが多いです。
一方で、前向きに努力する能力が薄れて逃げ癖がついてしまい、何事も自分が楽する方向へ持っていきがちになってしまいます。
誰かに押し付けてしまうから
グループや部署で何か問題が起きても、「自分は悪くない」と周りのせいにすると、逃げ癖に繋がりやすいです。
自分は動かずに問題が解決してしまうので、他責にすると逃げ癖が習慣化してしまう可能性があります。
継続して達成したという経験が少ないから
これまで継続して取り組み目標達成できた成功体験が少ないと、壁を乗り越えた後の未来を想像できず、諦めてしまう場合が多いです。
努力をする原動力が足りず、途中で諦める習慣がついてしまいがちで、逃げ癖に繋がりやすくなります。
逃げ癖を克服する6つのコツ
ここからは、逃げ癖を克服するためのコツを6つ紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。
それぞれについて詳しく解説していきます。
まずは身近にできることを目標にする
自分にできることはなにかを考えて、まずは小さな目標を立てて行動してみましょう。
いきなり大きな夢を目標とするのではなく、身近な事柄を目標とすることが肝心です。
ここで困難な目標設定をしてしまうと、達成するのが難しくなり、また逃げてしまうことになりかねません。
まずは「目標を達成できた!」という成功体験を味わうために現実的な目標を設定してみましょう。
とりあえず「やってみること」を癖にする
逃げ癖は、面倒なことを後回しにすることで習慣化してしまいます。
そのため、面倒くさいことや億劫なことでも、まずは行動してみましょう。
面倒なことをずっと放置をしているままだと、何も変えることができません。
まずはやってみることを心がけて、進んで行動してみるようにしましょう。
気合を入れすぎない
逃げ癖を克服するために、あまり自分に期待をかけすぎると、目標達成ができなかった場合に、受けるダメージが大きくなります。
その結果、「自分にはやっぱり無理だった」とショックを受けてしまい、更に自信を無くしてしまいます。
逃げ癖の克服に向けて歩き出すときは、あまり気合を入れすぎずに、無心で始めるようにしましょう。
失敗したことは素直に認める
失敗は誰にでもあることなので、ミスをしても素直に受け入れて認めるようにしましょう。
また、ミスをしても、失敗を次に活かして行動していくことを心がけましょう。
ミスを繰り返して試行錯誤していくことで、逃げ癖を克服しやすくなります。
周囲に公言し自らにプレッシャーをかける
目標を自分の中だけでなく、友人や同僚など、周りの人に目標を伝えてから行動してみましょう。
自分一人で目標に立ち向かっても、なかなか踏ん張って壁を乗り越えることが難しく、途中で挫折したり諦めてしまうことはよくあります。
周りに公言しておくと、なにか問題が発生しても、周囲の目があるので逃げづらくなります。
結果として、問題に対峙する能力がつき、逃げ癖の克服に繋がります。
逃げ癖を克服するメリット
逃げ癖の克服に向かって行動する際は、逃げ癖を直すメリットを意識して行動するようにしてみましょう。
克服するとどんないいことがあるのかを意識して行動すると、モチベーションに繋がりやすいです。
まとめ
一度逃げ癖がついてしまうと、なかなか抜け出すことができず、色々なことを放棄してしまいがちです。
そのままだと、困難を乗り越えたあとの良い未来が訪れることはありません。
逃げ癖を克服するためには自分ができる小さなことから少しずつ取り組んでいき、可能な範囲で目標設定をしていきましょう。
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この記事を書いた人
すべらないキャリア編集部
「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。