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誰しも、もっと楽しく、もっと幸せに働きたい!と思うのではないでしょうか?
そもそも働くこと=ツラいことじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
私は、「働くことが人生を豊かなものにする手段になっているかどうか」が幸せに働けるかどうかを左右するものだと思います。
今日は、幸せに働くためのポイントと考え方を紹介していきます。
幸せに働くとは?
幸せに働くということは主観的なもので決まるといえます。
つまり、他の人の意見や見方ではなく、自分が満たされているかどうかということであり、自分は満たされているということであれば、それは幸せに働いているということでしょう。
傍から見た肩書や収入に立派さや目をみはる物がないとしても「家族との時間をとれる」「自分の時間を充実したものにできる」など幸せを感じているのであればそれは立派に「幸せに働いている」と言えるのです。
幸せかどうかは他人が決めるものではなく、あくまで自分がどう思っているかという主観や自分軸で決まるものです。
仕事の成功と幸せに働くことはイコールではない
幸せに働けているかどうかはあくまで自分軸である一方、仕事の成功は客観的なものといえます。
例えば「管理職になる」「トップセールスで表彰される」「社長になる」これらは自分以外の人が作ったものさしや基準です。
人によっては仕事の成功は幸せに直結しているに違いないと考える人もいるでしょう。
しかし本当にそうでしょうか?
おそらく管理職全員にアンケートをとったとしても「管理職で幸せを感じている」と答える人は100%ではないでしょう。
管理職になったことで家族との時間が作れなくなった、本当は現場で働きたかった、人をまとめるのには向いていないなど見えないところで様々な悩みや問題を抱えていることもしばしばです。
「仕事の成功」と「幸せに働く」ことは分けて考えることが大切です。
幸せになれる会社を選ぶために重要なポイント
自分が幸せになれる会社を選ぶためには必要なステップを踏む必要があります。
ここでは幸せになれる会社を選ぶための前準備から、実際に会社を選ぶ際に意識することを紹介します。
幸せを感じられる軸を決める
「幸せを感じられる軸を決めること」こそ幸せになれる会社を選ぶために最も重要です。
自分にとってどういう状態が幸せなのかを知るには自己分析が必要になります。
例えば「自分はとにかく働くことが好き!ワークライフバランスなんて関係なく一日中働いていたい。それが自分の幸せ」と考える人ならば、それがその人の幸せの軸となります。
また、「趣味最優先で生きていたいから働くことは最低限にして趣味に没頭できる働き方をしたい!」と考える人であればそれがその人の幸せの軸です。
自己分析をして出てきたことから、自分にとって絶対妥協できないものはなにか、自分が幸せだと胸を張って言える状況はどんな状況かを言語化し自分の軸とするのです。
幸せを感じる会社を選ぶために意識すること2つ
幸せを感じる会社を選ぶために意識することは
- 圧倒的に自分の軸を満たした環境や仕事内容、経験が積める会社を選ぶ
- 最優先事項以外は最低限の足切りラインを超えたら良しと言う考え方をする
の2つです。
自分の軸を満たす上で最優先事項のものは少しの妥協も許すことなく、圧倒的に満たす企業を探す一方、その他のことについては「最低限の足切りライン」を設定してそれを超えたらよしとするのです。
例えば「残業なし」が絶対的に優先する事項であるとした場合「残業10時間以内」「残業はあまりない」といったところを選ぶのではなく「原則残業なし」と言いきっているところを選び、年収や企業規模などといった「それ以外のところ」は自分が許せる基準であればよしとするのです。
すべてが希望通りの企業なんて存在しません。
どこかで絶対妥協することになりますが、「幸せに感じる軸」さえ満たしていればその他を妥協したとしてもだいたい幸せに感じられるはずです。
もしも企業がみつからないという場合はおそらく妥協ラインがまだ高い、理想が高い状態ということも考えられますので、本当にそれを満たさないといけないのか再度考えてみましょう。
まとめ
幸せに働ける会社を選ぶポイントはシンプルで「自分にとってものすごく重要といえる軸を決めること」です。
他人の意見や一般論ではなくあくまで自分が基準です。
自分はそれを満たすことで幸せになれるかどうかという主観で軸を決めましょう。
そして自分の軸が決まったらそれ以外の項目については「最低ラインの妥協点」を定めてそれにそった企業選びをするとよいでしょう。
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この記事を書いた人
末永 雄大Yuta Suenaga
リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年に同社を設立。 月間40万PVを誇る転職メディア「すべらない転職」やキャリアの有料パーソナルトレーニング「マジキャリ」を通じて20代のビジネスパーソンを中心にキャリア支援を行う。