第一印象は見た目で決まる?メラビアンの法則で第一印象を良くするポイントをつかもう!

  • 2022.11.21

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誰しもが「第一印象を良く見られたい」と思うもの。

第一印象が良ければ出会う人と良好な関係が築きやすく、ビジネスや恋愛のシーンでもメリットが大きいからです。

今回は、人との初めての出会いで印象づけられる「第一印象」について詳しく解説をしていきます。

第一印象の良さをアップして、人生を好転させていきましょう!

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第一印象とは

よく第一印象が大事と言われていますが、そもそも第一印象とは何なのでしょうか?

まずは、第一印象の詳しい内容から解説していきましょう。

初対面のときに相手に抱く印象

末永

第一印象とはズバリ「初対面のときに相手に抱く印象」を指しています。

心理学では初頭効果と言い、最初に示された特性が印象に残りやすく、後の評価に大きな影響を与えるものなのです。

つまり、最初の印象が勝負と言えます。

それだけ第一印象はとても強く残り、第一印象で悪い印象を与えてしまうと、その後の人間関係を構築していくのが難しくなるようです。

第一印象が良い人は得をする

第一印象が良い人は、ビジネスや人間関係で有利に働くことが多いでしょう。

人は自分が良いイメージを抱いている人とは、接点を持ちたがる傾向があります。

印象が良ければ、初対面の相手でも話を聞いてみようかという気にもなり、ビジネスチャンスや人間関係が広がっていく可能性が出てくるのです。

例としては企業のCM契約が挙げられます。イメージの良い人気タレントにCM出演してもらい、商品を宣伝してもらえば、消費者の購買意欲をそそることができるようになります。

このように、第一印象が良いとラッキーなことが増えていくのです。

メラビアンの4つの法則

末永

第一印象の研究においては、米国の心理学者アルバート・メラビアンが1971年に行った「メラビアンの法則」が有名です。

メラビアンの法則とは、

    1. 第一印象は出会って数秒で決まる
    2. 判断のため優先する要素は「視覚が55%、聴覚が38%、言語が7%」の割合で「7-38-55のルール」

また、メラビアンの法則は、

以上の頭文字を取って「3Vの法則」ともいわれています。

ここでは、「メラビアンの法則」について詳しく解説をしていきましょう。

視覚情報(Visual)

視覚情報は、第一印象において最も多い55%という割合です。

相手の態度や表情、目線や仕草といった外見から受け取る情報が大半を占めています。

面接の際にはきちんとしたスーツで臨むなど、TPOに応じて服装や髪形を整えるだけで、相手側の受け取る印象が見違えるほど良くなるでしょう。

それほど目から入ってくる情報は、かなり大きなものなのです。

末永

また、表情や仕草は自信から来ることが多いです。

ビジネスの場であれば迷いなくなぜその仕事をしているか自分で理解していると自信を持って仕事に取り組む事ができるでしょう。

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聴覚情報(Vocal)

聴覚情報は、相手が話している声の大きさやトーン、話す速さや話し方から得られる情報で、第一印象における割合は38%とされています。

聴覚情報は、視覚情報と同じ「非言語コミュニケーション」であり、視覚情報と合わせると割合としては93%にもなりますから、第一印象のうち9割以上は非言語コミュニケーションの情報が占めているのです。

言語情報(Verbal)

言語情報は、言葉そのものの意味や会話の内容など、相手の話す内容や言葉そのものの意味を表し、第一印象の要素としては7%と少ないものです。

メールや手紙など、言葉だけを使用したコミュニケーションが該当し、言語を使うことにより、相手に対して明確に情報を伝えられます。

第一印象で良い印象を与える方法3選

末永

第一印象で良い印象を与えられるようになると、様々なメリットが出てきます。

ここでは、第一印象をアップできる方法を3つご紹介していきましょう。

それぞれについて詳しく解説していきます。

外見や態度などを改善する

まずは、外見や態度などを改善するようにしていきましょう。

人に与える第一印象は、視覚から入ってくる情報が大半を占めているからです。

相手に悪い印象を与えないように、その場にあった服装や髪形、清潔感のある身だしなみやメイクなどをするようにしてください。

姿勢を正しくして背筋を伸ばすときちんとした印象を与えます。

話し方や話の内容に気を付ける

話し方や話の内容に気を付けることも必要です。

どんなに身だしなみを整えても、話し方や話の内容で、人間性がある程度、相手側に分かってしまうからです。

仕事をしていると初対面の人と話したり、人前で話したりすることは避けられません。話し方によってビジネスの可否が決まってしまうこともあるのです。

良い印象を与えるためには、一方的に話すのではなく、相手やその場の状況に合わせながら話すようにしましょう。

笑顔で、柔和な表情を浮かべる

話し方に自信がないとしても、笑顔で優しい表情を浮かべるだけで、第一印象はかなり良くなってきます。

温かい表情の人を見ると人は癒されるので、笑顔が素敵な人とは誰もがつきあいたいと思うようになります。

とくに、面接、接客、恋愛などの場合は、素敵な笑顔を大切にするようにしましょう。笑顔を向けられて悪い気がする人はいません。

第一印象を上げるために一番必要な事であると言っても過言ではないでしょう。

第一印象で悪い印象を与えてしまう例3選

第一印象で悪い印象を与えてしまったら、なかなか回復するのは難しいものです。

ここでは、悪い第一印象を与える例をご紹介しますので、気をつけるようにしてください。

それぞれについて詳しく解説していきます。

初対面なのに馴れ馴れしい

末永

まず、挙げられるのは初対面なのに馴れ馴れしい人です。

本人は悪気はなく、早く親しくなりたいという前向きな気持ちかもしれませんが、相手が不快に思ってしまうことが多いでしょう。

こういうタイプの人は「自分は誰とでも仲良くなれるフレンドリーな人間」であることを、アピールする人が多いです。

また、いささか空気が読めないところもありますから、馴れ馴れしく接することを、初対面の相手が不愉快に感じていることに気がつかない場合もあります。

身だしなみが悪く不潔

身だしなみが悪く不潔なのも悪い印象を与えます。

「人は見た目が9割」という本も出版されているほど、見た目が与える印象で良し悪しがはっきり決まってしまうのです。

とくに、ビジネスシーンにおいて、きちんとした身だしなみをしていないことは、相手に対して大変失礼な行為に当たりますから十分注意しましょう。

無表情で目に活気がない

無表情で目に活気がないのも、相手に対して良い印象を与えません。

何を考えているのかわかりにくいため、不気味な印象を与えてしまいます。

話しても面白いリアクションが返ってこないので、もう一度会ったり、ビジネスを一緒に始めたりなどとはとても思えないことでしょう。

相手に冷たい印象が強く残ってしまうので、イメージを変えるのはかなり難しくなってしまいます。

初対面の異性の第一印象が決まる要素とは

第一印象は、ビジネスだけでなく恋愛の場面でも重要な鍵を握っています。

異性にはじめて出会ったとき、相手の第一印象を決定するのに必要な時間は、1分以内というデータもあるのです。

ここでは、初対面の異性の第一印象が決まる要素についてご紹介していきます。

それぞれについて詳しく解説していきます。

男性の場合

男性が女性に対して第一印象を決定する要素は下記の表のようになります。

順位 要素 割合
1位 顔の好み 53.3%
2位 容姿(体系や身長など) 45.5%
3位 話し方や話す内容 33.5%
4位 身だしなみ(清潔感) 32.9%
5位 顔の表情 30.5%

引用)CanCan「異性の第一印象、何で決まる?2位は「容姿」、1位はやっぱり…」

1位、2位、4位、5位と見た目の情報が大半を占めています。

男性が女性を初めて見るときに重要視するのは「顔」から得られる情報だということがお分かりになるでしょう。

とくに1位の「顔の好み」は過半数の53.3%を占めており、女性の第一印象は顔で決まることが多いようです。

女性の場合

女性が男性に対して第一印象を決定する要素は下記の表の通りです。

順位 要素 割合
1位 容姿(体系や身長など) 56.2%
2位 話し方や話す内容 55.6%
3位 身だしなみ(清潔感) 55.0%
4位 顔の表情 33.1%
5位 立ち振る舞いやしぐさ 24.9%

引用)CanCan「異性の第一印象、何で決まる?2位は「容姿」、1位はやっぱり…」

女性が男性に対して第一印象が決まる要素は、1位が体型や身長などの容姿で56.2%になりました。

次いで2位は話し方や話す内容が55.6%となっており、3位に身だしなみが続いています。

顔に関しては4位にランクインしていますが、男性と違い「顔の好み」ではなく「顔の表情」を重視しており、女性は男性ほど顔の造作についてはあまりこだわりがないようです。

男女とも第一印象は顔で決まる

男女どちらにせよ、顔に関する要素はランキング5位以内に入っており、第一印象は顔で決まると言っても過言ではありません。

顔に関する第一印象を良くするには「笑顔に始まり笑顔に終わる」と言われています。

第一印象の切り札は、顔の造りではなく笑顔です。優しい笑顔を常に絶やさない人の周囲には人が大勢集まってきますから、ぜひ、日頃から笑顔を絶やさずに穏やかな表情でいてください。

もし、人前で笑顔になるのが苦手でしたら、笑顔のトレーニングをしてみてはいかがでしょうか。

方法は、優しい眼差しをたたえながら、口角を耳のほうに引き上げるように、ニコッと微笑みます。次に、パーティー、ウィークリーなど、語尾が「イ」で終わるワードを発声してください。

数秒でいいので、毎日続けると効果的です。

ビジネスで重要視される要素とは

末永

せっかくのビジネスチャンスを上手く行かせるためにも、第一印象をできるだけ良くしたいものです。 最後に、ビジネスで重要視される要素を3つご紹介していきましょう。

それぞれについて詳しく解説していきます。

表情が明るい

まず、第一に表情が明るいということです。

生き生きとした表情で、エネルギッシュさを感じられる人ならば、ビジネスパートナーとして楽しくやっていけそうだからです。

また、表情が明るいという事は、健全な精神状態でいるということも表しています。

チーム内でもメンバーと協調しながら仕事に取り組んでいけそうなので、表情が明るい人はクオリティの高い仕事をこなしていけそうな期待を抱かせてくれるでしょう。

笑顔が自然

ビジネスシーンにおいて、笑顔は大変重要なものです。

特に接客業の場合は、お客様に自然な笑顔で対応する必要があります。無愛想な表情ではお客様が不愉快になり、クレームの原因になることもあるかもしれません。

また、自然な笑顔が作れる人は、人に対して信頼を与えることもできます。ビジネスには金銭取引などがありますから、相手が信用できないようでは契約成立も難しくなるでしょう。

お客様に安心感を与えられるので、取引もスムーズになります。

目を合わせて話す

相手の目と自分の目を合わせながら話すのもビジネスマナーとして重要視されます。

人の目を見ないで話す人は、ビジネスシーンにおいても「信用できない人」と映ってしまいます。

よく目を泳がせながら話す人がいますが、相手の目をしっかり見ながら話せないようでは、どんな素晴らしいビジネスプランを提案しても相手にされることはありません。

相手の目を見ながらしっかりと、自分の考えやビジネスプランを提案するようにしてください。

まとめ

今回は、「第一印象」が相手に与える印象や良くする方法などを中心に、詳しく解説をしていきました。

初めて会ったときの第一印象で、その後の人間関係やビジネス面がほとんど決まってしまうと言っても過言ではありません。

それほど第一印象が人に与える影響は大きく、いったん悪いイメージを持たれてしまったらイメージを挽回するのは非常に大変なことなのです。

逆を言えば、最初の第一印象が良ければ、物事がスムーズに行きやすい傾向があります。

良い出会いを無駄にしないためにも、人に対して常に良い第一印象を与えるために、ぜひ、この記事を参考にしてください。

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この記事を書いた人

すべらないキャリア編集部


「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。

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