転職の進め方ガイド|働きながらバレないように内定を獲得する秘訣!

  • 2021.06.16

すべらない転職

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転職活動スタート〜内定までの流れ

転職活動をスタートさせてから内定を獲得するまでの流れは、以下のような順序になります。

    1. 本当に転職が必要なのかを考える
    2. キャリアの棚卸しをする
    3. スケジュールを決める
    4. 情報収集をする
    5. 書類作成・応募
    6. 面接
    7. 内定

順番に、詳しく解説していきます。

本当に転職が必要なのかを考える

転職活動を始める前に、まずは本当に転職が必要なのかどうかを考えましょう。

転職を考えている人のほとんどが「現在の仕事に不満があるから」だと思いますが、勢いで退職をすることは避けましょう。

現在の仕事に不満を持って転職を考える場合、以下の点を冷静に判断することが大切です。

    • 不満は一時的なものではないか
    • 本当に解決できない不満なのか
    • 今感じている不満は転職先でも起こらないか

「こんな職場さっさと辞めたい!」という気持ちはわかりますが、冷静になって振り返ってみましょう。

キャリアの棚卸しをする

転職が必要なのかを考えることができたら、次は自分のキャリア形成について考えましょう。

たとえ前向きな転職であっても、中長期的なキャリア形成の視点からは慎重に転職を検討する必要があります。

    • これまでの経験、培った能力は何か
    • 転職することで得られる新たなチャンスはあるか
    • 転職することで中長期的にどのようなキャリアを歩みたいか

上記のような観点から、今までのキャリアを棚卸しすると同時に、これからのビジョンを持つようにしましょう。

スケジュールを決める

転職活動を始めてから、転職先に入社するまでのスケジュールをしっかりと立てましょう。

基本的な転職期間は3〜6ヶ月と言われていますが、スケジュールを立てずに転職活動をしてしまうと活動期間が長引いてしまいます。

あまりにも長引きすぎると、転職市場で評価されない人だと思われてしまう可能性があります。

情報収集をする

自分の考えを整理できたら、具体的な求人情報や企業情報を集めましょう。

企業情報を集める方法としては、業界サイトや書籍などがあります。

求人情報を集める方法は、以下の4つがあります。

    • 転職サイト(リクナビNEXTなど)
    • 転職エージェント(リクルート・マイナビ・dodaなど)
    • ハローワーク
    • SNS(Facebookなど)

必要に応じて、複数の手段を併用すると良いでしょう。

書類作成・応募

基本的に、応募の際は履歴書・職務経歴書が求められます。

応募締め切りまで時間がない場合もあるので、事前にある程度準備をしておくと良いです。

複数の企業を受ける人がほとんどだと思いますが、全く同じ内容で応募するのではなく、企業の求める要件などに応じて、カスタマイズは必要です。

面接

面接の回数は企業によって異なりますが、企業情報の理解や想定される質問への回答など、具体的な対策が必要です。
また、現職と面接の日程調整が難しいケースが多く、有給をとったり、現職の繁忙期を避けるなどの対策も必要になります。

一次面接では、就業時間後に時間を取ってくれるケースもありますが、二次面接以降になると社長・役員が面接官なことが多く、日程や時間帯に融通が利かないことがあります。

内定

内定が決まったら、退職交渉・退社日の決定・引き継ぎの準備など、しっかりと対応しましょう。

退職の申告をいつまでにおこなうべきか、内定をもらう前に確認をしておくと安心です。

気持ち良く転職先で就業できるように、最後まで努めましょう。

在職中の転職の進め方

在職中の転職活動の場合、重要なのは以下の2点です。

    • 転職活動スタート前の事前準備
    • 選考の際どのように時間を確保するか

転職活動スタート前の事前準備

転職活動スタート前の事前準備では、リクナビNEXTや@type女性の転職などの転職サイトや転職エージェントなどの利用をスタートし、どのような目的を持ってどのような業界・企業に転職をするのかを明確にする必要があります。

その上で業界研究や企業研究、応募書類の作成などに時間を割く必要も出てきます。幸いこのステップは就業時間外でもできることなので、選考が始まってからの負担を減らすためにもしっかりと時間を取ることをお勧めします。

選考の際どのように時間を確保するか

選考が始まってからの時間の確保ですが、勤務形態によって対応は様々です。

    • 外回りの合間や直帰の予定にする
    • 有給や遅刻、早退を利用する
    • 出勤前に面接を組んでもらう
    • 近隣の企業であれば昼休み中に面接をしてもらう

日中の面接へ赴くとき以外に、選考を受けている企業や転職エージェントからの連絡を受けるのが難しい場合には、連絡は必ずこちらからおこなうといった約束をしておくことも有効です。

また、オフィスカジュアルや私服勤務の場合は、転職活動中の服装について同時に気になることが多いと思います。

転職経験者の声を聞くと、面接に行っても問題ないような服装で出勤したり、駅のコインロッカーを利用して社内でバレないようにする人が多いようです。

【性別・年代別】転職活動での注意点

年齢や性別によって、転職活動を進める上での注意点が変わってきますので、以下順に解説していきます。

20代の転職

20代で転職する場合、ありがちなのが「とりあえず転職したくてなんとなく受けたところに決めた」という人です。

なんとなくで転職してしまうと、ミスマッチの原因になります。

20代は転職を成功させやすく、未経験業界にチャレンジしやすいので、なんとなくで転職してしまうのはもったいないです。

20代は、ポテンシャル採用で未経験でも正社員として転職をすることが可能なので、自己分析をして自分のしたいことをしっかりと見極めましょう。

30代の転職

30代の転職はスキルや経験を重視されるので、ぶっちゃけ未経験業界への転職をするのは厳しいです。

30代前半であれば、まだ採用をしてくれるところもありますが、30代後半に近づけば近づいただけ難しくなります。

また、新卒面接のときと同じ気持ちのまま面接に挑む人が多く、お見送りになってしまうという人も多いです。

入社すると自分より年下の人が上司になったり、必然的に年下とも関わってくるので、コミュニケーションの取りやすさ、親しみやすさなども求められてきます。

女性の転職

女性は結婚や出産など、男性にはないライフイベントがありますが、出産した後の転職活動はあまりおすすめしません。

なぜなら、育児休暇の取得が難しいからです。

また、企業側は転職者を即戦力として採用するので、転職後すぐに育児休暇を取られてしまっては採用した意味があまりないと思われてしまい、お見送りになってしまう可能性が高いです。

女性の転職は、結婚前・出産前がベストなタイミングだと言えます。

利用をおすすめしたい転職支援サービス

転職をする際、以下のような様々なサービスがあります。

    • 転職サイト
    • 転職エージェント
    • ハローワーク

それぞれどういった特徴があるのか、紹介していきます。

転職サイト

1番オーソドックスな手段なのが、リクナビNEXTや@type女性の転職などの転職サイトを利用する方法です。

全国各地、さまざまな企業や職種の求人情報を自宅から得られるメリットは大きく、自分の希望と合致するものがあるのかは必ずチェックしておきたいところです。

転職エージェント

転職エージェントはメリットが多く、書類の添削や面接へのアドバイスなど、具体的な選考対策はもちろんのこと、あなたに転職が必要かどうかというキャリアそのものへのアドバイスをくれることも少なくありません。

「転職活動って何から始めたらいいの?」と悩んでいる場合は、非常におすすめの手段です。

また、転職サイトには掲載されない「非公開求人」を数多く持っているという点も、転職エージェントの魅力です。

ハローワーク

ハローワークでは、相談員が転職者の状況に応じて、適切なアドバイスや情報をくれます。

学歴や職歴を問わず幅広い求人を持っているので、キャリアに自信がないという人でも、親身になって相談に乗ってくれます。

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この記事を書いた人

末永 雄大Yuta Suenaga

アクシス株式会社 代表取締役
リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年に同社を設立。 月間40万PVを誇る転職メディア「すべらない転職」やキャリアの有料パーソナルトレーニング「マジキャリ」を通じて20代のビジネスパーソンを中心にキャリア支援を行う。

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