目次
現在IT業界は人手不足で転職市場におけるITエンジニアの市場価値は、非常に高い状況です。
実務未経験でも技術を体系的に学べばチャレンジできるチャンスはあります。
未経験でもITエンジニアにチャレンジしたい人のために、オススメのプログラミングスクールの紹介と比較、スクールを選ぶポイントを紹介します。
プログラミングスクールを選ぶ前に決めなければいけないこと
プログラミングスクールを「有名だから」や「大手だったから」といった理由で決めてしまうと、結局何も身に付かず、時間やお金を無駄にしてしまう可能性があります。
この記事では、プログラミングスクールを選ぶポイントを詳しく解説します。
学びたい言語を決める
プログラミングと一口でいっても種類は様々で、種類によって特徴やルール、活用できる業界などは全く異なります。
学習目的などから、どのプログラム言語を学びたいのかを決めておくことが大切です。
例えば、目的別でプログラム言語を分類すると、以下のようになります。
- 初心者向け、まずはプログラミングがどんなものか触ってみたい:PHP、Rubyなど
- webアプリケーションを開発したい:JavaScript、PHPなど
- 就職に有利な言語を学びたい:Java、golang、PHPなど
割ける時間はどの程度なのか
プログラミングスクールによってレッスンの受講方法は異なります。
すでに就業中の場合は日中帯にスクールに通うことが出来ないので、早朝や夕方以降の時間でのレッスンや、土日で集中的に学習できるコースがあると便利です。
求職中の場合は、面接や説明会の合間を縫ってレッスンを受けるので、自由にレッスン時間を設定できたり、オンラインで場所を選ばずレッスンが受けられたりと、フレキシブルなレッスン形態が向いています。
通っているだけでは身につかないことを認識する
プログラミングスクールに漠然と通っているだけでは、知識や技術は身に付きません。
学習した内容を自分のモノにして自由自在に使いこなせるかどうかは、通っている本人の努力次第です。
プログラミングスクールは、「積極的に学び、スクールの制度を十分に活用する」といった意気込みで臨みましょう。
プログラミングスクールを選ぶポイント
ここからは、プログラミングスクールの選び方について、具体的な比較ポイントを元に詳しく解説します。
自分の希望に合うプログラミングスクールを選ぶコツについて解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
オンラインかオフラインか
プログラミングスクールのレッスンを、スクールに通学する(オフライン)のか、PCやスマートフォンでのweb講義を受けるのか(オンライン)を選びましょう。
気持ちを切り替えて集中できる環境をつくりたい場合や、講師と直接会話して質問や相談をしたい方はオフラインがおすすめです。
対して、自宅やカフェなど時間や場所の制約にとらわれず気軽にレッスンを受けたいのであれば、オンラインレッスンが向いているでしょう。
無料か有料か
プログラミングスクールには、無料のものと有料のものがあります。
スクールを受講することにお金をなるべくかけたくないのであれば、無料のスクールを選択することも可能です。
ただし、以下のようなデメリットがある点は事前に把握しておきましょう。
- 受講できるコースが限られている
- 講師への質問ができない
- 提携先企業の選考を受けなければいけない
コースの期間
コースの受講期間は、数日~数か月・半年間以上などスクールや学習内容によって幅があります。
期間が短ければ習得までの時間も必然的に短く費用も押さえることが出来ますが、集中して勉強する時間を確保することが必要です。
休職中の場合や学生の方は、短期集中型のプログラミングスクールが良いでしょう。
長期間のレッスンでは費用負担が大きくなりますが、少しずつ自分のペースで学習を進めていくことができます。
就業中や求職中の方や、プログラミングを今まで全く触ったこともない入門者の方は、長期間のコースでじっくりプログラミング技術を身に付けるのが良いでしょう。
就職支援・転職支援が受けられるか
プログラミングスクールでプログラムを身に付けたい方は、「趣味ではなく就職のため」という方が多いのではないでしょうか。
特に、プログラミング未経験の場合は、実務経験がないとなかなか採用されなかったり、就職できても職場になじめず早期退職となってしまったりと、就職のハードルは高いといえるでしょう。
プログラミングスクールの就職支援制度を利用することで就職におけるミスマッチを防げるので、支援の有無やサービス内容でスクールを比較するのもおすすめです。
おすすめのプログラミングスクール8選
ここからは、おすすめのプログラミングスクールを8つ紹介します。
どれも評判の良いスクールですが、それぞれの特徴やおすすめポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
DMM WEB CAMP
日本を代表するwebサービス企業であるDMMが運営する「DMM WEB CAMP」は、IT/web業界への就職・転職支援に特に力を入れているスクールです。
未経験でもエンジニアとして活躍できるようにと、実務に近い実践的なカリキュラムを導入したり、専門のキャリアアドバイザーが就職を強力にバックアップしてくれたりと、万全のサポートを受けられます。
キャリアプランのブラッシュアップや、履歴書・職務経歴書の添削、面接練習をはじめ、300社以上もの限定求人を紹介してもらうことも可能です。
テックキャンプエンジニア転職
最短10週間でプロのエンジニアとして仕事ができるレベルまでプログラミングスキルを身に付けられる、エンジニア転職に特化したプログラミングスクールです。
初心者でも確実に知識を習得できるカリキュラムや、専属トレーナーによるサポートなど挫折しないような仕組みが充実しているのも特徴です。
IT/Web業界は未経験での転職の場合は10代・20代が中心となるのが実態ですが、テックキャンプの場合は受講者の30%が30代以上です。
就職成功率98.5%以上、就職出来なければ全額返金となるので、セカンドキャリアとしてエンジニアを志望する場合でも安心してカリキュラムを受講することができるでしょう。
Tech Academy
Tech Academyは、オンライン専用の大手プログラミングスクールで、オンラインスクールの受講者数は2020年時点で1位です。
ブートキャンプと呼ばれる短期集中型コースが中心で、4週間~16週間でIT/Web業界への就職ができる程度の技術習得を目指します。
また、一人でも学習モチベーションを維持できるように、専属のメンターによる週2回のマンツーマン面談や、毎日15~23時で自由に質問できるチャットサポートなど、学習を支援する仕組みが充実していることも特徴です。
Aidemiy Premium Plan
AI/IoT業界への就職を目指す方向けのプログラミングスクールです。
AIに関わる機械学習やディープラーニング、自然言語処理など、より専門性の高い分野を集中的に学習します。
AI/IoT業界は今後大きく市場が拡大することが予想されている将来性の高い業界です。
AIの専門技術をいち早く身に付けておくことで、市場価値の高い人材として大活躍することもできるでしょう。
学習支援は他スクールとも遜色なく、24時間チャットサポートやプロ講師によるコードレビューなど充実しています。
GEEK JOB
GEEK JOBは、最短1ヶ月でWebアプリ開発ができるようになる、プログラミング学習サービスです。
プログラミング教養を学習するコースと、転職支援のついたコースから選択が可能で、どちらを選んでも他スクールと比較すると安価な料金設定です。
特に、プログラミング学習と並行して就職活動を行い早期就業を目指す「スピード転職コース」の場合は、完全無料で受講することが可能です。
プログラマカレッジ
ITエンジニア専門の転職支援会社であるインターノウスの運営するプログラミングスクールで、受講料は完全無料です。
プログラマカレッジは、講座視聴や座学ではなく実践に重きをおいている点も特徴の一つです。
課題制作はもちろんや複数メンバーでの共同開発を経験することで、チーム開発のお作法やノウハウを身に付けることができます。
現場ですぐに役立つプログラミング技術が身に付くので、20代の第二新卒や求職中のフリーターに特におすすめです。
Code CAMP
Code CAMPは、オンライン完結型のプログラミングスクールです。
最大の特徴は、毎日7:00から23:40まで、年中無休でレッスンを受けることができる点で、スキマ時間を見つけて少しずつ学習を進めたい方に向いています。
ネット環境とPCさえあればいつでも、どこでもレッスンを受講できるので、忙しい社会人の方には特におすすめできるスクールです。
テックキャンププログラミング教養
先ほど紹介したテックキャンプエンジニア就職と同じ運営会社の別コースです。
就職を前提としていないがプログラミングを学びたい方は、こちらのコースを選択します。
就職支援がないため、月額19,800円と安価な授業料でレッスンを受講できるも大きなメリットでしょう。
また、学習をサポートする体制も充実しており、オンラインと全国6ヶ所の教室にてレッスン受講・質問が可能です。
パーソナルメンターによる個別面談もあり、学習の悩みや相談を随時解消することが出来ます。
プログラミングスクール選びで後悔しないために
プログラミングスクールに入学した後で「こんなはずではなかった」と後悔することのないように、慎重にプログラミングスクールを選ぶことが大切です。
ここからは失敗しないスクール選びのポイントを解説します。
目的は明確に
プログラミングスクールにも特徴があり、プログラミングの学習目的に合わせてスクールを選ぶことが肝心です。
例えば、以下のような観点で、学習目的を明確にしてみましょう。
- 現場で働くエンジニアから生の知識を得たい
- 即戦力として活躍できるプログラミング知識を習得したい
- 就職先の紹介や、キャリア相談、面接指導などの支援が欲しい
プログラミングスクールは比較して選ぶ
プログラミングスクールに期待する内容は同じでも、講師や学習システム・教材との相性は存在します。
入学後の失敗を最小限に押さえるには、複数のプログラミングスクールを比較検討してみるのがおすすめです。
また、無料体験で実際の教材やレッスンを体験できるところも多いので、気になるスクールはぜひチェックしてみてください。
まとめ
現在プログラミングスクールは全国各地で多種多様なサービスを提供しています。
どんな希望条件であっても、多くのスクールを比較検討することで、ピッタリ合致するプログラミングスクールは見つかるでしょう。
今回の記事を参考に、ぜひ後悔のないスクール選びをしてみてください。
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この記事を書いた人
すべらないキャリア編集部
「ヒトとITのチカラで働く全ての人を幸せにする」というミッションのもと、前向きに働く、一歩先を目指す、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を発信します。