今の仕事を辞めるべきかどうかの判断基準と転職活動の始め方

  • 2021.10.13

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仕事をしていると、迷いやツラさを感じたり悩むこともありますよね。

そういった状態が続くと、今の仕事を辞めようかな、転職しようかなという気持ちが頭をよぎることもあると思います。

今の仕事を続けるべきか辞めるべきかの判断はどこですればいいでしょうか。

今回は仕事を辞めるべきかどうかの判断基準、転職活動を始める場合のスタートについて説明します。

今の会社を辞めるかどうかの判断基準

今の会社を辞めるべきかどうかは2つの判断基準があります。

自分に当てはめて考えてみて、後悔のないように熟考してみることで道は開けるかもしれません。

1. 総合的に見て合理的かどうか

仕事において重視する項目を書き出していき、それらの項目に点数を付けていきましょう。

重視する項目は「年収の高さ」「残業の少なさ」「裁量の大きさ」など人によって様々です。

その上で各項目を5点満点として重要度に応じて点数を付けてみましょう。

点数化して自分の中の譲れない所、妥協できる所を見つめ直すことで、自分の判断軸が定まります。

例えば「5項目あげたうち2項目が4点であれば完璧ではないが辞めるほどではない」と思えるのであれば、焦って転職することもないかなと思えるかもしれませんし、「全ての項目で3点以下」であれば環境を変えたほうが幸せになれるかもしれません。

この際に気をつけていただきたいのは、全ての条件が高い基準で満たされている会社というのは存在しません。
挙げた項目のうち自分が最も重視する1つないし2つの項目が5点満点で、他の条件は平均的ぐらいが目安ではないかと思います。

2. 絶対に譲れない条件や価値観に沿っているか

自分のことを客観視するために挙げた5項目のうち「これだけは譲れない」という条件は最低1つはあるでしょう。

他人がどう思うかではなく、「自分にとってこれは絶対にこだわりたい」「この項目については5点中4点以上でないと自分で納得できない」となった場合は転職を検討するのもいいでしょう。

自分の中で譲れない条件を満たせない会社に居続けても、いつまでも悩みは解決せず、どこかのタイミングで転職することにはなると言えます。

おまけ:将来のキャリアに活かせる経験を積めるかどうか

これは上記2つとは別になりますが、将来のキャリアに活かせる経験が積めるかどうかという点で考えることもおすすめです。

例えば自分自身職場環境や待遇に不満があったとしても、そこで得ることができるスキルや経験は高い価値があるということもあるのです。

例えば、ものすごいハードワーク、厳しい営業ノルマがある会社としても「そこである程度勤続できた、ある程度成果を挙げられたということはストレス耐性や営業力はある」とみなされ転職活動では引く手あまたということもありえます。

会社の勤務内容やスキルによっては今すぐに転職するよりもある程度の期間はスキルと経験を身につける期間だと割り切って働き、それから転職したほうが選択肢が広がり、より良い条件の会社に転職することもできるかもしれません。

辞めると決めた後にやるべきこと

ここでは自分を客観視し、辞めるべきか辞めないべきかを熟考した後に「やっぱり辞める」と判断した人が次に取るべき行動について説明します。

どうしても「辞める」と決断を下した後は感情的になりがちですべてが嫌になることもあるでしょう。

しかし、一度落ち着いて「なぜ今の会社を辞めるのか」「どんな所が嫌だったのか」客観的に掘り下げた上で作戦を立てていきましょう。

ステップ1:「譲れないもの」項目別に点数を確認する

自分で定めた「仕事において絶対に譲れない条件」をもう一度見直しましょう。

ここで退職を決意した項目と自分がつけた点数をしっかり把握しておいてください。

ステップ2:低い点数を補う方法を確認する

5項目のうち点数が低かった項目に注目します。

その項目の点数が高い会社や仕事内容はどのようなものがあるか考えてみましょう。

ステップ3:今の会社をやめるリスクを確認する

今の会社では満たされていたが他の会社に転職することで失うことになる項目を挙げていきましょう。

今の会社を離れることで「今受けている恩恵」がなくなってもいいのか、転職活動することが本当に正しいのか冷静に考えることが大切です。

ステップ4:本当に退職するか、今の会社に残るか決断する

「低い点数の項目を補う方法」「今の会社をやめるリスク」を考えた上でどの会社に転職することがいいのか、今の自分のスキルや経験で希望する会社の内定をもらえるか考え、それが現実的かどうか考えてみましょう。

ステップ5:満足して働ける条件を言語化する

点数の低い項目が転職で改善されると仮定して、それで満足できるかどうか自問自答してみましょう。

もしも満足できないとなった場合、後は何が必要か、どうすれば満足しそうかといった仮説を立てて満足できる条件を言語化し、条件を考え直してみましょう。

ステップ6:振り返りと再発防止をする

転職をした際に同じ失敗を繰り返さないように「なぜ自分にあっていない会社に転職してしまったか」「なぜその選択をしたのか」自責のスタンスで言い訳することなく振り返ってみましょう。

今現在入社したことを後悔していたとしても、今いる会社を選んだのは自分自身であり、その会社に入社し様々な経験を積んだことで「自分の中の譲れない価値観」に気づいたということです。

それを活かして今後のキャリアを決めていく上では振り返った内容を強く意識し選択、意思決定をするようにしましょう。

まとめ

今の会社で仕事を続けるべきか辞めるべきかという判断を下すための2つのポイントは

    • 今の仕事が合理的かどうか
    • 絶対に譲れない条件や価値観に沿っているか

というところでした。

それらの項目についてリストアップ点数化し、客観的に判断したことで退職を決めたのであれば退職のための行動を起こすべきっです。

今の会社にいるべきかどうか言い訳せず自責のスタンスで自分軸でしっかりと考えることが重要と言えます。

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この記事を書いた人

末永 雄大Yuta Suenaga

アクシス株式会社 代表取締役
リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年に同社を設立。 月間40万PVを誇る転職メディア「すべらない転職」やキャリアの有料パーソナルトレーニング「マジキャリ」を通じて20代のビジネスパーソンを中心にキャリア支援を行う。

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