目次
転職するビジネスパーソンが増えている一方、情報過多により満足のいく自己分析ができていない人は多いです。
今回は、転職で自己分析が重要な理由や具体的な自己分析の方法について、ご紹介します。
転職では自己分析が必須
転職をする際、自己分析をすることは必須となっています。
自己分析をすると、以下のようなメリットがあります。
- 企業選びのミスマッチが減る
- 面接での質問にスムーズに答えられる
まず、自己分析をすることで企業選びのミスマッチが減ります。
自己分析をせず、なんとなくで仕事を探して転職してしまうと、ミスマッチに繋がり、転職を繰り返してしまいます。
また、自己分析をすると、自分の過去を振り返ったり、強みや弱み、自分の性格を整理できるので、面接での質問に対してスムーズに回答することができます。
上記の点を踏まえると、自己分析をすることで、内定獲得率をアップさせることができます。
自己分析をやるための5ステップ
自己分析では、発言に信憑性を持たせるために、5つのステップをやっていきます。
上記の5ステップについて、1つずつ解説していきます。
1 現状の整理
自己分析やるためのステップとして、まずは現状の整理が大切です。
主に以下の2つを改めて考えていただき、明確にしてみましょう。
- なぜ転職を考え始めたのか?
- 今の生活に対する満足度は?
考える際は、思考を整理するために、過去を振り返りながら、紙に書き出すことがポイントです。
2 自己分析
メインの自己分析ですが、自己分析では主に幼少期〜現在までの経験を洗い出してみましょう。
洗い出す方法は、以下のようにやっていきましょう。
- どんな経験か?
- どんなことをきっかけにその経験をしたのか?
- 自分の役割は?
- その経験をしたときの喜怒哀楽はどうだったか?
- その時の経験が現在にどう繋がっていると思うか
上記を繰り返していくと、喜怒哀楽を感じるところに共通点が出てきます。
また、自分がどんな役割をしていて、どんな影響を与えたかも明確になるので、自分の強みや弱みも明確になります。
過去の経験を洗い出した際は、モチベーショングラフにすると見やすいです。
3 キャリアの棚卸し
キャリアの棚卸しでは、働き始めてからの経験を徹底的に深掘りしていきます。
以下の内容を、紙に書き出し、可視化してみましょう。
- 職種
- 業務内容
- 成績や実績
- 成果や実績が出せた要因
- 成果や実績が出せなかった要因
- やりがいに感じたこ
- やりがいを感じた理由
- 退職理由
上記の内容を書き出せたら、次は、以下を書き出してみましょう。
- やりがいや楽しさを感じる共通点
- 働く上で大切にしている価値観
- 特異なこと
上記まで書き出せたら「自分らしさ」が明確になり、面接でアピールすべき点が見えてきます。
4 willの整理
willの整理では、以下のことを考えていきます。
- なりたい姿は?
- 憧れの人物は?
- なぜなりたいのか?憧れるのか?
- 直近1~3年で得たいことは?
- なぜ得たいのか?
上記の点も、紙に書き出したりして、自分の中で整理していきましょう。
5 キャリア設計
4ステップ目のwillを実現するために、必要なことは何なのか?を考えていきます。
理想と現状のギャップを明確にし、ギャップを埋めるためには何をすべきなのか?を考えていきましょう。
ただ「自分が何をすべきなのかわからない」と、このステップでつまずいてしまう人が非常に多いです。
つまずいてしまった人は、以下のような「WILL」「CAN」「MUST」のフレームワークで考えてみましょう。
WILL=「現在の自分がやりたいこと」 | 「こういう人になりたい」「こんな人生を送りたい」「こんなことを新しくチャレンジしたい」など、今の自分がこれからやりたいことや抱いている将来のビジョン |
CAN=「現在の自分ができること」 | 今の自分が持っているスキルや経験、すぐに発揮できる能力。 過去の経験から、今使えるスキル。 |
MUST=「現在の自分がやらなければならないこと」 | 今の自分がやらなければいけないこと。 特に会社から求められている仕事や、目の前に与えられた物事に対し発生する要素。 |
「どうしてもわからない」「難しい」という人は、キャリアコーチングや転職エージェントにアドバイスをもらうことをおすすめします。
「実際に自己分析をしてみたい」「第三者に手伝ってもらいたい」のような人は、マジキャリをご利用ください。
転職で自己分析をするときに注意すること
自己分析をする際は、以下の2点に注意しましょう。
- 客観的な視点を入れる
- 事実で考える
主観で自己分析をしてしまうと、意見に偏りが出てしまいます。
自己分析だけでなく、他己分析をしてもらい、自己分析を照らし合わせてみると良いです。
他己分析は、家族や友人などの身近な人ではなく、キャリアのプロに手伝ってもらうことをおすすめします。
また、自己分析をする際は、自分に正直になってやりましょう。
嘘をついたり、誤魔化しながら自己分析をすると、企業選びのミスマッチに繋がってしまいます。
転職で自己分析を手伝ってくれるサービス・ツール
自己分析を手伝ってくれるサービス・ツールは、以下の2つがあります。
転職エージェント
転職エージェントは、求人市場の動きや、転職活動へ多くの知識・ノウハウを所有しているキャリアアドバイザーが求職者を支援してくれます。
お客様に合った求人を見つけるために、自己分析を一緒にしてくれます。
また、ネットでは公開されていない非公開求人を紹介してくれることもあるので、転職前提で相談したい人におすすめです。
すべらないキャリアエージェントは、厳選した優良な非公開求人を保有しています。丁寧な面接対策を強みとしていますので、転職したいと思っている人はお問い合わせください。
キャリアコーチング
キャリアコーチングは、1対1でコーチと面談をおこないキャリアについてのサポートを支援してもらえるサービスです。
キャリアコーチングの大きな特徴の一つは「転職を前提としないキャリア相談」ができることです。
キャリアコーチングでは徹底した自己分析から、転職するべきかしないべきかを含めたキャリア設計、そのキャリア設計実現のサポートなどのキャリア支援を得ることができます。
キャリアの相談だけをしたい人、転職する気はないけれどキャリアに悩んでいる人におすすめです。
弊社アクシスが運営するマジキャリのように、初回限定で無料のキャリアコーチングもありますので、自分に合ったコーチを見ていただくことができます。
キャリアコーチングについてはこちらの記事で詳しく説明しておりますので、ぜひこちらも合わせてご覧になってください。
ストレングスファインダー
ストレングスファインダーとは、有料の自己分析ツールです。
自己分析ツールとはアプリやWeb上で自己分析をおこなうことができるサービスのことです。
様々な質問に対し、自分の考えに一番近い回答をすることで、自己分析ツールが自分の考え方などを分析をしてくれて、客観的視点からの自分の強みや価値観を知ることができます。
有料サービスではありますが、2001年の発売以来、多くのビジネスパーソンに利用されています。
転職で自己分析を手伝ってくれる本
自己分析を手伝ってくれる本でおすすめなのが、弊社アクシス代表、末永 雄大の著書、「成功する転職面接」です。
この本では、面接で大事なのは「本番」よりも「準備」であり、自己分析や面接での受け答えを、現役転職エージェントが解説しています。
また、自己分析をすることで内定獲得率がアップする理由などについても、細かく解説しています。
気になる人は、ぜひ読んでみてください。
転職で自己分析をするならキャリアコーチング
転職での自己分析をしっかりとしたいのであれば、プロであるキャリアコーチングに相談することをおすすめします。
キャリアコーチングの中でも、とくにおすすめなのがマジキャリです。
マジキャリを運営するアクシスは、年間3,000人以上のキャリア相談実績があります。
そのため、社内にキャリア相談に対する独自のノウハウが蓄積されています。実績やノウハウを元に、転職に大切な自己分析のサポートをいたします。
また、マジキャリは転職がゴールではなく、あなたが理想とするキャリアを中長期的な視点で叶えられるようにすることが目的のサービスです。
そのため、あなたのお悩みをそもそも転職で解決できるのかといったところから、考えサポートしています。
「自己分析をして欲しい」「転職のアドバイスをして欲しい」といった明確なお悩みから、「やりたいことがわからない」「自分の将来に不安がある」のような漠然としたお悩みまで、大歓迎です。
今なら、初回60分のキャリアコーチングが無料ですので、少しでも興味がある人は以下からお問い合わせください。

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この記事を書いた人
末永 雄大Yuta Suenaga
リクルートキャリア、サイバーエージェントを経て、2012年に同社を設立。 月間40万PVを誇る転職メディア「すべらない転職」やキャリアの有料パーソナルトレーニング「マジキャリ」を通じて20代のビジネスパーソンを中心にキャリア支援を行う。